サルバドール・エビ

中小企業診断士の超現実診断士への挑戦

哲学

独創は伝統に依拠する

「ダリとの対話」という古書を読んだ。フランスの詩人・作家・評論家であるアラン・ボスケとの対話集である。対話の中でダリが「なにか独創的なものをもたらしてくれるのは伝統だけなのだ」「反抗に価値があったのは、伝統を若返らせたでしかないことに気づ…

完成されぬ感性

感性とはなんぞや。よくわからぬものである。人それぞれ違うのは間違いない。優れている劣っているということは絶対ないものである。ただそれが違うだけ。異なる感性による判断結果が二つに分かれたとしよう。多数派と少数派ができたとする。多数派が少数派…

経験に勝る術

経験に勝る術はあるのだろうか。何かに対して経験があるのとないのではその差は天と地くらいの差が開いている。そう意味では人生の先輩方は自分よりも経験が豊富であるから天と地ほど差が開いているということを認識すべきだ。例えば10年、年上の人は自分よ…

(笑)​

月日が過ぎ去るのは実に早い(笑)まさに諸行無常である(笑)何でもかんでも文章の後に(笑)をつける人がいる(笑)どう読んでも笑えるポイントがないのに使っているケースもある(笑)しかし人それぞれ笑いのツボは違うのでそれは仕方がないことなのかも…

放屁芸術

ダリセンセの「天才の日記」には附録として「放屁の術、または陰険な大砲に関する概論」という論文のようなものが掲載されている。著者は「トランペット伯爵」となっており、放屁に関する考察が長々と書かれている笑。ダリが愛読していたものとされているが…

平凡で刺す

平凡で刺す。現実はそんなにドラマチックではない。ただ淡々と日々の営みが行われる。起承転結もない。そんなところを切り取って感動を与えることはやはり難しいのだろうか。何かを伝えるためにストーリーをつくる。脚色する。強調したいところにフォーカス…

超現実とは

「超現実」とは空想の世界ではない。「非現実」とも違う。勘違いしている人が多いらしい。「超現実」とは現実世界の決まり、ルール、常識、固定観念、礼儀など現実を縛りつけるものを一切取り払い、つまりそれを超越した「現実」のことを指す。「過剰過ぎる…

思考実験からのMr.シュ~ル登場

知人が「100の思考実験」という本を貸してくれた。身体と脳、自意識、生命倫理、言語、宗教、芸術、環境、格差など簡単に答えの出ない100の難問が読者に次々と提示される本らしい。例えば、「私を食べてと豚に言われたら、その肉を食べるか?」という問いが…

ラモーンズと芸術と経営と

泣く子も黙るラモーンズ。みんな大好きラモーンズ。The Ramonesは芸術的であり経営的だ。爆発しちゃってる。ニューヨーク発の最重要パンクバンドの一つ。ロンドンパンクムーブメントに留まらず、世界的に大きな影響を与えたバンドである。何が芸術的で経営的…

憧れ(目標)×憧れ(目標)という領域

誰しも憧れの人や目標となる人はいると思う。ああなりたいという気持ちが原動力になり高みに到達することは素晴らしいことだ。しかし憧れや目標となる人をただただ目指すことは限られた人生ではたして有益なことなのだろうか。誰かのようになりたいと目指す…

未完の問題作だったんかい

ハイデッガーの「存在と時間」の入門本を読んだ。難解で有名な本であるので、入門編と言えども分かったような分かっていないような感じである笑。現存在→実存→世界内存在→気遣いの構造→決意性+先駆性→時間性という流れで論が展開されたことは分かったが、一…

四元論的アプロ~チ

私は哲学研究家ではない。ただの企業内ペーぺー診断士である。したがって思ったことがすでに提唱されているかどうかは気にしない。世の中には「二元論」という考え方がある。あらゆるものを異なる2つの原理で説明し、理解しようとすることだ。「善と悪」「光…

オラソフィー

知人というか親友がハイデッガーの研究者なので、ちょっとオラもかじってみんべと思いハイデッガー哲学入門を読んだりしている。普段生きていてあまり考えないようなことを哲学はとことん考えるので、普段使っていない脳ミソの部分が動いているような感じが…

ミニマリズムとわびさび

「ミニマリズム」とは日本語で最小限主義で建築、美術、音楽などの分野で必要な要素を最小限に減らして表現される手法や形式を指す。ミニマリズムな表現は研ぎ澄まされたものが多いので結構好きだったりするが、ある時ふと思ったことがある。「日本人はミニ…

フレデリック

フレデリックという絵本がある。ちょっとかわったねずみのはなしという副題がついている。著者は代表作がスイミーで知られるレオ・レオニ。私が小学生の時、スイミーは教科書に載っていた記憶がある。フレデリックは1967年の作品なので、50年以上に発表され…

ダンバー数と6次の隔たり​

「ダンバー数」とは、お互いを認知し合って 安定した関係を維持できる上限数で 人は150人が限界と言われている。 確かにそんな気もするし、 何でも話せる親友みたいな存在は 両手であるいは片手で数えるくらいで 充分と言えるかもしれない。 一方、「6次の隔…

アランのプロポ(哲学断章)

高田純次が相談室長を務めるNHKの哲学番組を観たら「幸せになるには?」というテーマだった。こういうテーマをあれこれ考えるのは、正直、昔からあまり好きじゃないのだが、フランスの哲学者アランが紹介され、著作「幸福論」がクローズアップされていた。ア…

高田純次×哲学

NHKで「世界の哲学者に人生相談」という番組が4月から放送されている。相談室長はなんとあの高田純次だ。「哲学」と「高田純次」。なんとも意外な組み合わせだが、絶妙にマッチしている感覚を覚える。このコラボを考えた人はすごいと思う。一体誰なのだろう…

時間概念のない民族

アマゾン奥地にいる先住民族のアモンダワ族は「時間」という概念がないらしい。昨日、今日、明日という概念もなければ、1年前、1年後という概念もない。年齢もないらしい。この民族に時計を売るというミッションがあったらかなり難易度が高そうだ。中小企業…

セネカ

セネカはローマ帝国時代の政治家であり、ストア派の哲学者としても知られる。皇帝ネロの教育係となり、政治的補佐も務めるが、後にネロ暗殺の陰謀に加担した嫌疑で死を命じられ自ら命を絶った波乱に満ちた人生を送った人物だ。The 4-Hour Workweekで時々、セ…

The MFA is the new MBA?

MFAはMater of Fine Artsで美術学修士、芸術学修士のことを指す。アメリカではMBAよりMFAを持つ人材の方が、重宝されているらしい。論理的なスキルよりも直感的、感性的なスキルを企業は欲しており、MBAホルダーは数が多く、MFAはそれに比べて希少性があるこ…