サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

体調不良不良隊長

体調不良の不良の隊長は
体調が悪い事がバレないように
歯を食いしばらなければならない。
ちゅうわけで不良感がまるでない
私ではあるが風邪など引いてる場合では
ないと言いつつ風邪を引いてしまった。
両方とも鼻詰まりしているため
口呼吸せざるを得ず寝ていたが
咳も止まらないので
その内呼吸がおかしくなり
のたうち回ったわけである。
何ということだ。
あまりにも苦しかったので
上半身を起こしたり鼻をかんだりで
一向に眠れない。
どうにか気を紛らわせようと
スマポを手に持ち
トレンディなスーニュの記事を読む。
国民的アイドルが結婚を発表をし
ロスが起きているということだ。
一ノ宮二ノ宮三ノ宮!
私は何ノ宮なのだ!?
宇都宮のダメポ代表である私は
アイドルと放屁芸術を論じる力もなく
のたうち回るしかなかった。
アイドルとは不思議なものだ。
アイドルと聞くと瞬間的に逆説的に
放屁というワードが浮かんでしまう
この思考回路は
なんとかならぬものだろうか。
いやそれこそ正常なのだ。
幻想は美化されてはならない。
より現実的に醜態化されなれけばならぬ。
美しさの本当の意味を吟味せよ。
考えてみてほしい。
本当の美しさは放屁の中にあるのだ。
愛する人が放屁したら
その放屁の中で君達が想定する
アイドルが笑っているのだよ。
つまりそういうことである。
君のアイドルが笑いかけながら
放屁しているこの世界で
生々しき人間存在を露わにする
真実の性的交渉が逆説的に
求められているということなのである。