サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

アイリメンバージョニーラモーンガール

私はラモーンズのギタリスト
故ジョニーラモーンを敬愛している。
ギターソロを拒否したその潔さは
私のカス作曲人生の道を切り開いてくれた。
ジョニーが好き過ぎて
私のテレキャスギターの名前は
ジョニーくんである。
そしてジョニーラモーンのような
髪型をしているオナゴには
つい目が行ってしまう自分がいる。
アレはマッシュルームカットと言うのか?
そう言えば現在の私の髪型もキノコである。
私がヨッコハーマのウニバーシテーに
在学している時パンキョーのジュギョーで
ジョニーラモーンヘアー風の女の子に
釘付けになったことを急に思い出した。
その子は一度も
髪を染めたことがないであろう
漆黒の黒髪でそれはそれは美しかった。
顔はよく見えなかったが
アレは恋と言っていいだろう。
パンキョーの内容など
すっかり吹き飛んでしまっていた。
2ヶ月のサマバケショーンの後
その子がフツーの茶髪になったのを見て
神秘性が失われたことに
ガッカリしてしまったことも思い出した笑。
顔もよく見えないのに一目惚れとは
いかにも超現実珍談的である笑。
冷静に考えれば好きなギタリストの髪型に
似ている女の子に興味が湧くと言うのは
フツーに考えてオカシイ笑。
やはり私はイってしまっているのだ。
我が娘達がジョニーラモーンヘアーに
なってしまったら
ジョニーラモーンのような
潔い生きザマの鬼軍曹みたいな
オトコはオススメよと
おぱぱ・パパとして
言わねばならないだろう。