サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

芸術と経営の四元論的アプローチ

物事を二つに分ける二元論ではなく四元論的アプローチをするとどうだろうかと書いたことがあるが、芸術と経営を四元論的にアプローチしてみる。「芸術」「経営」「芸術でも経営でもあるもの」「芸術でも経営でもないもの」上記の四つに分類することが出来る…

自動記述3

ループしているコードレスのデバイスがワカメみたいに感じるので、ピザを頼んでリキュールが空になるまで魚の目になって待つ。電卓をロボットに貸したらエンドレスに打ち込んで楽しそうだから、財務分析を頼んだらイヤになって火を噴いた。ドロドロのマグマ…

自動記述2

三日月と満月の夜が同時にやって来て 薄笑いと苦笑いしている女達が 打ちのめされたテレビを 消したりつけたりしている。 カステラを溶かした酒を浴び、 たむろしている夜の亡霊に 火炎放射器をぶちまける。 緑と紫を混ぜたような顔をして、 夜の新聞記事を…

定義の難しい芸術と経営

「芸術」と「経営」。どちらの言葉も定義が難しい。かなり広い解釈が出来る言葉だ。どちらもきちんと説明しようとすれば、一冊の本が出来てしまうだろう。何かを取り上げて、「これは芸術」「これは経営(に関すること)」と帰納的なアプローチで迫る方が理…

芸術と経営の情熱と創造性

音楽を聴き、絵画を見、小説を読む。芸術がなかったとしたら人生はとんでもなく味気ないものになる。芸術は人生観を変えたり、人生そのものを変えてしまうこともある。高尚なものでなくてもいい。どちらかというと、衝動的な表現が好きだ。不思議なもので、…

未完の問題作だったんかい

ハイデッガーの「存在と時間」の入門本を読んだ。難解で有名な本であるので、入門編と言えども分かったような分かっていないような感じである笑。現存在→実存→世界内存在→気遣いの構造→決意性+先駆性→時間性という流れで論が展開されたことは分かったが、一…

絵本作家

本業で伝統工芸の職人さんやメーカーを取材する仕事をかれこれ3年以上続けている。通常はものづくりに携わる方々だが、ちょっとしたきっかけで絵本作家さんを取材する機会があった。200本以上1つの引き出しに色鉛筆がおそらく入っている5段くらいの透明な箱…

やるやる企業内診断士研究会ブログ

企業内診断士研究会ブログ立ち上げということで調べてみたところ、都道府県協会認定の「企業内診断士研究会」によるブログはおそらく業界初であることがわかった。中小企業診断士によるブログリレーは幾つか存在しているようだ。47都道府県全てに企業内診断…

自動記述のテストに関して

前回の投稿は、変な夢を見たので、それを起点に自動記述を行い書いてみた。自動記述による文章は意味不明なことが多いみたいだが、意味はわかる文章になった笑。完全に見た夢と一致しないが、映像がフラッシュバックのように思い出されることもあった。考え…

自動記述1

(自動記述開始)3メートルの虎が仰向けになり寝ていたので、起こさないようにそこを静かに去る。そこを離れてしばらく歩くと3メートルの虎達が数匹木の上にいる動物を狙って登っているのを見かけた。あの動物はもう間もなくあの虎達に喰われるだろう。そう…

自動記述(オートマティスム)

昔、プライベート・ライティングという本を読んだことがある。「プライベート・ライティング」は出来るだけ速く書きながら考えると、良いアイデアが浮かんだり、物事を整理出来たりするという手法だ。それと同じような手法として「自動記述」と言った方法が…

企業内診断士研究会動き出す ​

地元協会の企業内診断士研究会の集まりがあった。立ち上げ当初はメンバー5人であったが、なんと今回は8人参加だった。他に2名、活動に興味があるとのことで、実質10名になったことになる。途中抜けたり入ったりはあると思うが、出だしは順調のようである。顧…

マーケティングと販売促進

東京診断士協会のマスターコースでマーケティングと販売促進の事例演習を行った。中堅規模の旅行会社の事例だった。STP分析でセグメンテーション(市場細分化)と、ターゲティング(ターゲット選定)を行い、ベネフィットピラミッド(顧客にとっての価値の構…

野菜のないサラダ​

「野菜のないサラダ​」は存在するのか。サラダとは何ぞや。サラダとは「生野菜や茹でた野菜をソースであえたもの」となっている。そうであれば、「野菜のないサラダ」は存在しない。麺のないラーメン。音のない音楽。アイデア発想法の一つ「前提逆転」により…

Lie lie lie liar you lie lie lie lie

「クレタ人はいつも嘘をつく」あるクレタ人がそう言った。自己言及のパラドックスとも呼ばれるが、これはパラドックスとして成立していないと思う。その証明はネットで調べれば、いくらでも出てくるので割愛するが、いつも嘘をつく生活を送るとどうなのだろ…

クロスドミナンスでやんす

右利き、左利き、両利きの他にクロスドミナンス(交差利き)という分け方があるらしい。箸は左手、筆記は右手などドミナンスとは支配、優越、優勢という意味で、用途によって利き手のドミナンスが違い、クロス(交差)しているということだろう。私は箸、マ…

意識高い系からの潜在意識不明系

「意識高い系」という言葉が数年前に流行った。意識が高いの反対は意識が低いである。世の中には「意識低い系」もいることになる。これからは美意識が重要になるらしい。美意識高い系もいるだろう。その反対に美意識低い系もいる。意識の対義語は「無意識」…

四元論的アプロ~チ

私は哲学研究家ではない。ただの企業内ペーぺー診断士である。したがって思ったことがすでに提唱されているかどうかは気にしない。世の中には「二元論」という考え方がある。あらゆるものを異なる2つの原理で説明し、理解しようとすることだ。「善と悪」「光…

オラソフィー

知人というか親友がハイデッガーの研究者なので、ちょっとオラもかじってみんべと思いハイデッガー哲学入門を読んだりしている。普段生きていてあまり考えないようなことを哲学はとことん考えるので、普段使っていない脳ミソの部分が動いているような感じが…

キレた男(3)

事件発生の後、ただちに捜査本部が設置され、総力を結集して犯人捜しが行われた。そして事件発生から1週間後ついに犯人はKと特定された。刑事達はKのアパートへ向かった。Kはいつも通りの生活を送っていた。警察が来るのも時間の問題だと思っていた。ゴン…

キレた男(2)

Kはこの映画について調べ始めた。「作者はこいつか。」Kは作者の名前をコピーし、メモに貼り付けた。「こういうのを作ってるヤツはまだ他にいんのか。」Kはインターネットで様々な情報を集め始めた。理由もなく人が殺されていく小説や映画を片っ端から調…

キレた男(1)

会社員Kはアパートで一人暮らしをしている。ペットを飼うことは禁止されているが猫を一匹飼っている。Kはいつも通り仕事を終え、家でビールを飲みながらコンビニの弁当を食べていた。Kは特にすることもなくテレビを見ていたところ、ニュースが終わり映画…

実験場

私は現在、企業内診断士であり地元の中小企業診断士研究会に入り、企業内診断士研究会に参加してみた。またプロコン診断士になりたいので、東京中小企業診断士協会のマスターコースに入った。今後さらに診断士活動を活発にしていく予定だ。ゆえにこの場は診…

変な家電

パナソニックが変な家電を秋以降発売するようだ。スピード感、斬新なアイデアなど大企業には欠けがちな要素を取り戻す試みとのこと。おにぎり製造ロボ「オニロボ」、経年劣化を味わいとして楽しめる真鍮製の茶筒スピーカーなどなかなかユニークだ。中に料理…

企業診断ニュース​

中小企業診断士協会に入会すると、「企業診断ニュース」という会報誌が送られてくる。中小企業診断士だけに色々な分野の特集が掲載されているので毎月楽しみにしている。9月号は「中小企業診断士のリベラルアーツの見つけ方」という特集だった。リベラルアー…

平成最後の中小企業診断士1次試験合格発表

平成最後の中小企業診断士1次試験の合格発表が昨日あったようだ。https://www.j-smeca.jp/attach/test/h30/h30_1ji_toukei.pdf科目受験者数16,434人、全科目受験者数13,773人で試験合格者数は3,236人とのこと。全科目受験者数における試験合格者数の割合は23…

ミニマリズムとわびさび

「ミニマリズム」とは日本語で最小限主義で建築、美術、音楽などの分野で必要な要素を最小限に減らして表現される手法や形式を指す。ミニマリズムな表現は研ぎ澄まされたものが多いので結構好きだったりするが、ある時ふと思ったことがある。「日本人はミニ…

エビ電話

「サルバドール」と言えば、サルバドール・ダリだ。ダリは絵画だけでなくオブジェなども制作しており、「ロブスター・テレフォン」という作品がある。https://www.tate.org.uk/art/artworks/dali-lobster-telephone-t03257黒電話の受話器がロブスターになっ…

理論政策更新研修

理論政策更新研修を初受講した。中小企業診断士の資格は更新制になる。「知識の補充要件」として5年で5回以上、理論政策更新研修を受けるか、論文を書くことが必須となる。地元の理論政策更新研修を受けた。約150人受講とのことで県の士会は80人くらいなので…

フレデリック

フレデリックという絵本がある。ちょっとかわったねずみのはなしという副題がついている。著者は代表作がスイミーで知られるレオ・レオニ。私が小学生の時、スイミーは教科書に載っていた記憶がある。フレデリックは1967年の作品なので、50年以上に発表され…