サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

UNDOKAI

コドムォッタチが出るUNDOKAIへ。
今通わせているところでは最後である。
HOGOSYAKAIカイチョッちゅうもんは
開会式で挨拶をしなければならないので
得意の超現実珍談を講話しようと思ったが
世間体と一般常識というまるで国連や
超大国のような無言の圧力を感じた私は
予定調和な話をしたのだった。
保育士の先生方は大変な仕事をしており
子どもの命を預かっている仕事である。
本当に感謝の言葉しかない。
働き方の改革の推進で経営側も
それはそれで大変である。
とまあ経営的な話はこれくらいにして
子どもたちの成長に感心し
最後なので非常に感慨深いものがあった。
そして保護者によるリレーではなぜか
毎回私は参加になっており
しかも人手不足ということで2回も
走るという偉業を成し遂げたのだった。
UNDOKAIというのは子どもの成長を
見届けると同時にオトナの退化を
確認する時でもある。
幸いまだ異様な退化は感じられず
全速力で走った次第であるが
昨年度私はリレーを走りきった後、
1年後は作り込まれたカラダでこの場に
立っていようと決意したのだった。
しかし結果はどうだったか。
なんの練習も鍛錬もせずに
ぶっつけ本番で走ることになっていた。
何たるザマだ。
ミックジャガー先生に肉ジャガを
投げつけられながら説教されるべきである。
私は以前、
4歳でオトナになり10歳でコドモになる。
17でお前に会い、27で跡形もないと言った。
しかし36になり跡形がある状態である。
なんて運がイイんだろう!
私は子供達と共に進化する。
超現実珍談士は退化しないのだ。
ヨボヨボのジジイになり
ああコイツはもうダメだなと周りが思っても
頭の中は超現実で一杯!なジジイでありたい。
退化をおぱぱせよ!!!!!