サルバドール・エビ

超現実珍談集

自動記述

レタスを噛み砕く

レタスを噛み砕く多幸感にヤられそうになりながらドレッシングと絡み合うレタスを歯でジャキジャキと切断し粉砕し飲み込む。キャベツには再現できないレタスの多幸感を思いながらその差異の分析を放棄してシャキシャキと音を立てるレタスに何度も絶頂しなが…

天才による天才研究を研究する俗物

「超現実的禅」の修業期間に入って思ったことは「人工知能芸術」のことだった。存在を一言で示す練習をしよう。私の存在、あなたの存在。一言で表す存在が無限に現れてくる。ストイックシュルレアリストと超現実禅僧が共に共感し合えるポイントを探る会話を…

ゴリラとして認識されたカニス・タケオ

何という光栄なことなのだろう。栄えあるOPAPA DEコンテストの最優秀賞をいただいたのだ。私は授賞式にこれから出席する。ミッツ・マングトンという超一流オテルで式は開催されるのだ。超一流オテルに超一流の俗物が現れるのだ。見渡せばメディアなどで見た…

16年前の日記を読む

1998/10/4から2004/6/23の日記があったのでなんとなく手に取りパラパラっと読んでみた。15歳から21歳までの狂気の日記である。読んでいて思わず吹いてしまった。こう書いてあった。2003/12/16の日記である。「この生命体の描く世界とは、莫大な金を獲得して…

ミソスープのかき氷

純粋にやりましょうよ。そうだ。ソーダの日本最高峰はポコポコポコ常に鳴らしている温泉から湧き上がる水。気づいてる立場は立場上、老いた落ち武者のようによ〜れ〜よ〜れ〜とかすかな声で聞こえてくるカスを集めるような行為の延長上の、情緒に溢れる自販…

11トンの大便

ヒトは生涯で11トンもの大便をすると言う。アイドルと放屁芸術論に切り込んだ私にとっては何の衝撃もそこにはないが11トンの大便に囲まれたアイドルが立ちすくむ姿が見えてくる。大便に囲まれたアイドルから遠ざかるドローン的風景が浮かんでくる。そこに突…

矛盾の創造

矛盾を創造せよ。芸術の泉に顔を突っ込んで純粋芸術とエンターテイメントの境目を探す。理系的芸術から文理玉砕を願い芸術と心技体の問題もねじ込んで文理芸体の玉砕と融合を試みる狂った男の耳元で女は経済の闇を囁く。仮説と直感を思うと響く仮説と矛盾す…

コルレオーネ家にナマハゲを

誰も来ない桜満開の場所で誰も読まない書を読む。アートインベージョンの世界と芸術侵略の世界の違いを考える。奇習で使われる人工物に異様に執着した人物がコルレオーネ家にナマハゲを呼ぶことにしたと一報が入った。唯一無二の壮大さを誇り煙に巻かれたら…

エープリルフール以外全部嘘をつく

エープリルフール以外全部嘘をつく男が長期王朝の条件を調査している。ビリコンサルタントを極めようと石焼き芋億万長者に取材を申し込む。経営者より先に芸術家であれ!と高らかに叫ぶ酒飲みは出力装置はアナログがベストと言っている。奇習を明文化して業…

アルパカになったアルカポネ

電磁波を友人経由で垂直宇宙。キャラメルの匂いを充満させたビニールハウス。アルパカになったアルカポネなのか。アルカポネになったアルパカなのか。その片鱗を見せる植物の光合成に埋められた電線の運命を考える。やさしさに囲まれた玄武を二度見して二度…

肛門と首の形而上学的意味

あることに気づいた。全ては肛門へ帰結していくと。人間存在は肛門から始まり一旦肛門で終わるのだ。開始点であり終着点である。しかし私は首を守らなければならない。人間の部位で首ほど私を敏感にさせるものはない。首に全存在がかかっていることは言うま…

空飛ぶ回遊魚

目的もないのに追い詰めるから無理が来てしまうことを後で悟っても着陸態勢なんかとらないで。飛行して100年。着陸する時は胴体そのまま滑らせる。皮膚は熱いかもしれない。それよりハートの熱さが勝るのだ。着陸したらそのまま離陸の滑走路へ。飛行すること…

暴動ロールケーキ

暴動が起きていると。直視できない暗闇の中でどう安全を確保するかを得た知識を血眼になって活かそうとするが何も考えられず今までは何だったのかと。考える暇もなく逃げるが勝ちとは言ったもんだ。いたるところが燃えている。ああ一体どうしてしまったのか…

マーロン・ブランディング

マーロン・ブランド演じるゴッド・ファーザー、ヴィトー・コルレオーネ。彼が座っている部屋の茶色のドアを豪快に開けて一人の男が入ってきた。ザ・シュルレアリスト、サルバドール・ダリ。ダリは目をひんむいてヴィトーを凝視する。ヴィトーもダリを凝視す…

サラはサラダのサラ

黒と茶色が混じり合う時の少し残念になる気分に似ている窓を開けた時の暗い曇り空を見た時の気分みたいな感情から数字の羅列が浮かんできてその規則性について脳が動き始めるのでその羅列を必死に消そうとする仕草が周囲の人には精神錯乱のように見えている…

覇権についての議論

洞窟の中を船で進んでいくとコウモリが宴会中であった。コウモリは思いのほか高尚な悩みを抱えているらしく次の覇権を取る生物について議論しているらしい。朽ちていくニンゲンがつくったロボは海底に沈み目だけがまだ赤く光っている。コウモリのニンゲンに…

ザッツッファンタスティックストアーッ!

つるんっ。スペンサーのセロハンテープがベッタベッタ。マイネームイズ規格外。シューズをシュート!ナイスイン!!コトブキツカサの大宴会。全面保護解除一部丸出し万歳!消耗品を消耗しないことに命かける。ランチバッグにスキヤキをぶちまける。お腹が空…

宇宙服を着た猿

フラフラになったフラフープを回し過ぎた猿に宇宙服を着せて翻訳ロボットとのコミュニケーションの練習を行う。全員が火傷をすまいと手を引いている状態の中で発狂気味に笑いが止まらない人物の耳の形を良く見てみると少しずつ巨大化しているようでこのまま…

ボラギノ同盟

痔にはボラギノールと言えばランボルギーニが連想される。私は痔ではないがもし痔になってしまったらランボルギーニのシートを赤く染めなくてはならないだろう。赤く血に染まったランボルギーニで来たる海軍を迎え撃つことにしよう。ランボルミサイルは空母…

過去の自動記述に表題を与える

3メートルの虎三日月と満月の夜が同時にやって来たコードレスのデバイスブロッコリー・アスパラガス・ハウス宴もなわたけでございますシャキッとリセットおいしいスコーンストーリーがないというストーリー記憶の存在意義ワールドソイソースツアーテキーラ片…

夢のまた夢の股の夢

夢のまた夢の股の夢。股から想起される複雑な感情を思い思いに身の丈に合った言葉選びで慎重にそのまま脳から変換してカルタに書いて並べたら思いのほか喜怒哀楽に直結した遊びの出来あがり。のどぼとけから直接魚の骨を取り出して形を再構成してみる。内臓…

自動記述25

過去の逆再生が始まるぞ!未来は過去の逆再生になるぞ!そう脅された精神病を患う現代人に現在の永遠循環とどっちを取るかを選ばせる神秘主義者の専攻は物理化学であり法医学である。サンダルを履いて砂漠を走るガッツある男の誇りは必ず走る先にオアシスが…

自動記述24

寒気が流れ込んで服が凍る。暖気も流れ込んで服が溶ける。乾燥が進み咳が止まらなくなるので滝に打たれようと決意した狂気の男は向かう途中チーズの湖を発見してワインをぶちまけて転がりまわっている。ノートを開くと白紙のページに自動記述が書き込まれて…

自動記述23

赤と紫、黄と緑、青と黒。細やかな色彩はドアの向こう側に。地図に目を近づけておでこを地図に当てる。目をかっぽじってさらにおでこを近づける。おでこから血が出るとそこから真っ赤な夕日と山岳風景が広がってきた。家から一歩も出ないのに素敵な風景。夢…

自動記述22

国境管理をしている国境なき騎士団がインポッシブルな可能性について議論を交わしている。中継地点では政府の要人がコーヒーを飲んでコーヒー豆をガムみたいに噛んでいる。異言語コミュニケーションが面倒くさくなってジェスチャーで動物の真似みたいなこと…

自動記述21

ラディカルな伝統主義者の後について行け。その道に間違いはない。とめどなくあふれてくるゴミのようなアイデアが駄々洩れダダイズム。カタルシスのノイズがパンクとなり、印象を払拭する。等間隔に刻まれたリズムと等間隔に変わる色彩がメガネの中でぐるぐ…

自動記述20

冒険野郎、全領域アドベンチャーが存在できる時間を計算している中で無駄なものを炙り出している。科学技術と芸術と哲学を行ったり来たりして料理を味見してビール飲みながらそれが無駄なものと理解しながら酩酊状態になる中で容赦のない自己問答。You Lost.…

自動記述19

ココアの底はアソコへと繋がっている。アボカドをアボガドというなんてアホカト思った。ダジャレに狂った枕と仲が良い男は布団に潜り込みながらそればかり考えている。数々の動物の各要素を一つずつ盛り込んだ新しい動物がゆっくりと動き出す。そいつの食事…

自動記述18

意識が朦朧としていた翌日、目が覚めたら翌日、目が覚めたら翌日、敷居が高そうだから踏み込めず、敷居が高そうだから踏み込めず、夜はどうしたって冷えるから潜り込んで潜り込んで12ヶ月と40秒。腰かけたじいさんと腰かけたじいさんが英語混じりの東北弁で…

自動記述17

ドドメ色のオレンジの部屋に迷い込んだ。フードを被っている黒人が横目で俺をみる。ファルセットで会話しようかと思ったが、喉の痛みで諦めた。詰まったリズムがループして死語を使ったラップが部屋中に鳴り響く。水色のタオルで汗をぬぐいアルコール度数の…