サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

不便利さという心地良さ

トーキョー診断士協会マスターコースの国際化の講義に参加した。国際化と言えども色々なテーマがある。輸出、海外に拠点を設ける海外展開、そして日本に来訪する外国人に向けたビジネスも国際化の範疇である。国際化と言えども日本に訪れる外国人の75%は中…

エレクトリカリパレートのイントッロの声をくれ

トーキョーテスニーラントのエレクトリカルパレードがまさに始まる時レディースエンジェントルメンなんたらかんたら~とマジカルなボイスでイントロが繰り出される。知らない人は転がっている映像で確認してもらいたいのだがいつもアレを見るとこう思う。あ…

インセクト・バード・フィッシュ・アイズ

いわゆる経営診断というかある企業を診るということは虫の目、鳥の目、魚の目が必要である。企業そのものを診るには虫の目、一歩引いて企業が外部から見てどのようなポジションで存在しているのかを診るには鳥の目、そしてどのようなトレンドがあり時代の流…

やばおさん

デスクに座りあることをしていたのだがいつも定位置に置いてあるスマホがそこにないのに気づいた。え!?さっきまで持っていたのに。どこかに落としたか!?そんなことを思いながらスマホを探しに行った。ない。どこにもない。さっきまで確かにあったはずだ…

企業再生研究会!?​

トーキョー診断士協会のマスターコースが来月で終了する。中小企業診断士が関わる全領域と言っていいくらいの広範囲な分野の知識を深めることができた。またやりがいのある課題が毎回与えられ大変学びになった一年であった。そして何よりも様々な人と出会い…

依存度

中小企業は大企業の下請けであることも多い。大企業に受注の大部分を依存していると大企業の動向に振り回されるので経営の不安定化に繋がる。大企業の受注依存度を下げて経営を安定化するように戦略的に動いていくことが求められるが一方で大企業の仕事が売…

マーロン・ブランディング

マーロン・ブランド演じるゴッド・ファーザー、ヴィトー・コルレオーネ。彼が座っている部屋の茶色のドアを豪快に開けて一人の男が入ってきた。ザ・シュルレアリスト、サルバドール・ダリ。ダリは目をひんむいてヴィトーを凝視する。ヴィトーもダリを凝視す…

サラはサラダのサラ

黒と茶色が混じり合う時の少し残念になる気分に似ている窓を開けた時の暗い曇り空を見た時の気分みたいな感情から数字の羅列が浮かんできてその規則性について脳が動き始めるのでその羅列を必死に消そうとする仕草が周囲の人には精神錯乱のように見えている…

オートメーションと情熱

オートメーション。オートメーション。RPA。それすなわちロボティック・プロセス・オートメーション。MA。それすなわちマーケティング・オートメーション。なんでもかんでもオートメション。自動化である。自動化されたら余計なことをしなくて済む。単純な作…

MONO HOJO WORKING

MONO HOJO WORKING。禁無先から許可もおりものづくり補助金申請のお手伝いする機会をいただき申請書作成を行うことになった。もの補助申請は診断士の力を発揮できる分野だ。地元の企業を支援できる絶好の機会である。初回のヒアリングを行いその内容と社長の…

壮大な音楽

壮大な音楽が好きだ。オーケストラのような大人数で奏でる音楽が壮大だと言いたいのではない。難解=壮大でもない。バンドが鳴らす音楽でも壮大であることはいくらでもある。Brian EnoのBy This Riverのように最小限の音でも壮大さを感じることがある。音像…

くだらなさとつまらなさの対極にあるその全てを内包するそれをくれ

芸術も経営も奥深いものだ。私などが何かを語れるものではない。しかし少し年を重ねてくると芸術のみにどっぷりと浸かっていると思われるような言動にはくだらなさを経営のみにどっぷりと浸かっていると思われるような言動につまらなさを時に感じてしまうこ…

感性の書

感性の書。小説、詩、随筆、自伝いろいろあるだろう。感性の書は実務書の対義語である。実務のために存在する書はそれはそれで実務遂行には必要である。感性の書とは己の感性をぶちまけたものである。つまり内容によっては何言っているかわからない場合もあ…

支配人

支配人。言葉として好きな響きである。人を支配しているわけではない。業務を取りしきる人である。業務全般に関して支配する権限を持つ人のことである。営業主によって権限を与えられた人のことであり、そう考えると支配人は営業主に支配されていると言える…

駅ジャズ

駅ピアノという番組がある。次の電車が来るまでちょっと時間を潰したい人のために自由にピアノを弾いていいように駅にポツンとピアノが置いてありそのピアノを弾く人々を一日中撮影して色々な人間模様を映していく番組である。様々な外国の駅のそれを撮影し…

売れた本と偏執狂的批判的読書

平成で売れた本を紹介するTV番組を観た。全部を観たわけではないがそんな本あったね〜なんて話になった。来たる令和の時代には一体どんな本が流行るのだろうか。売れる本というのはその本のアイデアや内容が面白いのはもちろん時代にマッチしていなくてはヒ…

営業とマーケのバランシング支援!?

営業とマーケティングはぶつかりやすい。マーケティングの究極の目的は販売を不要にすることと言われるように考え方がそもそも違う。しかし営業は絶対的に必要である。右から左に仕事を流すような営業は淘汰されるとしても顧客に提案し交渉し話をまとめてい…

ISHI YAKI IMO

石焼き芋屋さんが自宅の前に停まった。このチャンスを逃すまいと手を挙げて購入の意思表示を行う。石焼き芋を2つゲットした。子供達は満面の笑みを浮かべている。素敵な文化だななど思いながら家に戻った。その時電流が走った。ものすごいことを思いついてし…

内田裕也の遺影がカール・ラガーフェルドに見えた。

Yuya, don't rest in peace!涙を誘う素晴らしい謝辞であった。内田裕也の遺影がカール・ラガーフェルドに見えた。つまりファッションはロックンロールである。ロックンロール。それは魔法の言葉である。絶体絶命の窮地に立たされた時発せられるその言葉はロ…

地域チーキチキ

「地域」とは何ぞや。私は地元に戻ってきた人間である。Uターン、Iターン、Jターン、Oターン、からのNOターン、ターンしてスピンして大都市満員電車ノーサンキュー。地方都市は快適だ。家族も近くにいて言うことなし。地方で暮らすメリットは間違いなくある…

覇権についての議論

洞窟の中を船で進んでいくとコウモリが宴会中であった。コウモリは思いのほか高尚な悩みを抱えているらしく次の覇権を取る生物について議論しているらしい。朽ちていくニンゲンがつくったロボは海底に沈み目だけがまだ赤く光っている。コウモリのニンゲンに…

高価格帯の伝統工芸品の行方

伝統工芸品は比較的全体的に高価格帯のものが多いが中でも素材の価格がそもそも高かったり製作日数が非常にかかるものは工賃がそれだけ加算されていくのでものすごい値段になってしまうことがある。そういう伝統工芸品の現物を見るとやはりクオリティが尋常…

ザッツッファンタスティックストアーッ!

つるんっ。スペンサーのセロハンテープがベッタベッタ。マイネームイズ規格外。シューズをシュート!ナイスイン!!コトブキツカサの大宴会。全面保護解除一部丸出し万歳!消耗品を消耗しないことに命かける。ランチバッグにスキヤキをぶちまける。お腹が空…

民俗学的アプローチ

ある地方へ出張した。詳細を述べることはまだ出来ないが誰もが知っている民俗行事のお面を製作している方に会ってきた。あらゆる地方には独自の風習や行事が存在する。それぞれがどんな経緯で発生したのか、どんな歴史があるのか、どういう理由があるのかな…

黄緑

眠りの世界へ入りそうな時今まさに眠りの世界から抜け出そうとする時脳内で黄緑が映写される。あの黄緑色は何なのだ。光が眩しい。空全体が鮮やかな黄緑。見事な黄緑のグラデーション。あの黄緑を再現したい。あの黄緑を再現できる色があれば塗りたくりたい…

あなたの本質に共鳴する領域について

私は作曲を10代の頃からやっている。気付いたら脳内で音を鳴らし音像を構成できるようになっていた。とは言ってもガレージパンクという荒削りなロケンローにどハマりした人間でありそこからが起点であるのでいわゆるクラシック音楽のような高尚なものではな…

最終課題の事業承継

トーキョー診断士協会のマスターコースももうすぐ終わりである。あっという間の一年間であった。マスターコースでは課題が出されるが今回が最後の課題でありテーマは「事業承継」だ。昨年、事業承継税制は大きく改正された。事業承継を円滑にするために10年…

令和!

新元号が発表された。「令和(れいわ)」である。素晴らしいと思った。感動さえ覚えた。なぜかはわからないが神秘性を感じる元号である。a-haのTake On Meの絶頂性とそれは共鳴し私の心を躍らせた。英訳では"Order and Harmony"で秩序と調和とも解釈されてい…

緊張感という醍醐味

日常で緊張することは大なり小なりあると思う。なるべく緊張などしたくはないがある程度人間にとって必要なものでもある。最高の緊張感を味わえるものとしてスポーツ観戦があると思う。結果という唯一のゴールに向かって人と人が競い合う時例えば優勝争いを…

宇宙服を着た猿

フラフラになったフラフープを回し過ぎた猿に宇宙服を着せて翻訳ロボットとのコミュニケーションの練習を行う。全員が火傷をすまいと手を引いている状態の中で発狂気味に笑いが止まらない人物の耳の形を良く見てみると少しずつ巨大化しているようでこのまま…