サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

理論政策更新研修

理論政策更新研修を初受講した。
中小企業診断士の資格は更新制になる。
「知識の補充要件」として5年で5回以上、
理論政策更新研修を受けるか、
論文を書くことが必須となる。
地元の理論政策更新研修を受けた。
約150人受講とのことで
県の士会は80人くらいなので、県にはおそらく
倍近くの診断士がどうやらいるようである笑。
県の中小企業の実情と政策、事業承継に関する講義、
信用保証協会からの法改正などの講義の他、
地元企業の経営者の講義もあった。
今、何かと話題になっている障碍者雇用だが、
精密部品切削加工を事業とする真京精機の
武田社長の講義は大変実践的な講義で刺激的だった。
真京精機は障碍者雇用率が41%で、
従業員が自律的に働き利益もちゃんと確保している
ビジョンを持った素晴らしい企業だった。
「世の中に必要でない人は絶対にいない」
という言葉で最後が締められていた。
組織には明確なビジョンが必要で、
当たり前のことだが、じっくりと時間をかけて
つくられていくものなのだと改めて感じた。