サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

定義の難しい芸術と経営

「芸術」と「経営」。
どちらの言葉も定義が難しい。
かなり広い解釈が出来る言葉だ。
どちらもきちんと説明しようとすれば、
一冊の本が出来てしまうだろう。
何かを取り上げて、「これは芸術」
「これは経営(に関すること)」と
帰納的なアプローチで迫る方が
理解しやすいものかもしれない。
また個人的な感覚や解釈の度合で
それらは変わってくる。
例えば、私にとってパンクロック
(ガレージパンクでもいい)は芸術だ。
芸術は高尚なものだけではなく、
人間の表現行為に関するものであれば、
「芸術」だと私は考える。
一方、経営とは
「継続的に計画的に組織で事業を遂行すること」
と辞書的に考えれば、ある程度の規模を持った
企業の活動のみを経営と呼ぶ人もいる。
私は1人でやっている八百屋さんも
「経営」をしていると考える。
芸術と経営は全く異なるようにも思えるが、
双方に共通の要素があり。
互いに影響し合う関係にある気がする。
日々分析することでその核心にじわりじわり
迫っていけないものだろうか。