2018-09-28 自動記述2 自動記述 三日月と満月の夜が同時にやって来て 薄笑いと苦笑いしている女達が 打ちのめされたテレビを 消したりつけたりしている。 カステラを溶かした酒を浴び、 たむろしている夜の亡霊に 火炎放射器をぶちまける。 緑と紫を混ぜたような顔をして、 夜の新聞記事を読み漁る。 探偵は牢獄にぶち込まれ、 犯人は裁判官になりすました。 飛行機が家中を飛び回り、 部屋中のものに衝突しては オレンジの光を放ち消滅する。 声に出したつぶやきが 世界に拡散され、 凍った背筋が解け始めた。