サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

オートメーションと情熱

オートメーション。
オートメーション。
RPA。
それすなわち
ロボティック・プロセス・オートメーション
MA。
それすなわち
マーケティング・オートメーション。
なんでもかんでもオートメション。
自動化である。
自動化されたら余計なことをしなくて済む。
単純な作業を反復せずに済む。
自動化は素晴らしい!
本来怠け者である人間にとって
なんて魅力的なんだろう!!!
私はナマケモノに憧れているのだ。
ああナマケモノになりたい。
オートメーションできるものは
自動化するべきだ。
そういった改善活動をすることは
重要でありそれ自体は楽しいことだ。
しかし一旦自動化されてしまうと
それに関しての情熱がダダ下がりするのは
気のせいだろうか。
自動化されたものはもう興味がなくなる。
マーケティングが自動化されたら極端な話
マーケティングに対しての情熱がなくなる。
何が言いたいのか。
自動化されていない部分を我々人間は
追及し続けなくてはならないということだ。
その加速度が増している。
それすなわち
非自動化領域の自動化への挑戦という
飽くなき探求である。
終わりなき探究である。
自動化されていない部分はどこなのだ!?
それを必死に探す。
血眼になって探す。
ああ自動化されていない!
それ自動化だ!
オートメーション!
ざまあみやがれ。
すべてがオートメション化された世界に
向かって愛を叫ぼう。
俺はナマケモノになりたいんだ!
魂を震わせたいのだ!
ええいメンドクサイ。
創造性も自動化してしまえ。
何もかも自動化してナマケモノを超えた
動物になろうではないか。
ノモケマナ~。