サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

民俗学的アプローチ

ある地方へ出張した。
詳細を述べることはまだ出来ないが
誰もが知っている民俗行事のお面を
製作している方に会ってきた。
あらゆる地方には独自の風習や行事が存在する。
それぞれがどんな経緯で発生したのか、
どんな歴史があるのか、
どういう理由があるのかなどが
とても気になってしまった。
民俗学というジャンルに該当するのだと思う。
民俗学と経営の関連性、
民俗学と芸術の関連性などを
調べるのも大変面白そうだ。
その地方に一泊したのだが
何気なく入った飲食店ではその地方の民俗行事を
完璧に使いこなした一流の店舗運営をしていた。
思わず唸ってしまった。
地域資源という言葉もあるが
さらに歴史的な経緯を深掘りした
民俗学的な研究調査を徹底的に行い
それを上手に結びつけた事業は非常に
差別化の観点でも有効であることが理解できた。
故郷や現在自分がいる場所の歴史、文化を
深く理解しようとすることは
大変意義があることである。
地方地方でそれらを教育に重点的に
取り入れるのも良いと思う。
民俗学は近い将来重要なテーマになるだろう。