サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

エレクトリカリパレートのイントッロの声をくれ

トーキョーテスニーラントの
エレクトリカルパレードがまさに始まる時
レディースエンジェントルメン
なんたらかんたら~とマジカルなボイスで
イントロが繰り出される。
知らない人は転がっている映像で
確認してもらいたいのだが
いつもアレを見るとこう思う。
あの声で普段から喋れたら
何てステキなんだろうかと。
お客さんから電話がかかってきた時
あの声で返答したらさぞかし
マジカルな気分になってくれるだろうと。
思いっきり説教されている時に
あの声で「すいません」と言えたら
時空も歪んでくれるだろうと。
あの声はどうやれば再現できるのだろうか。
懐古的近未来を感じさせるあの声は
超現実的である。
未来にノスタルジーを感じさせるなんて
世界を変えてしまう力があるのではないか。
将来あの声を自由自在に操ることができる
権力者は世界を牛耳ることになるであろう。