サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

インセクト・バード・フィッシュ・アイズ

いわゆる経営診断というか
ある企業を診るということは
虫の目、鳥の目、魚の目が必要である。
企業そのものを診るには虫の目、
一歩引いて企業が外部から見て
どのようなポジションで存在しているのかを
診るには鳥の目、
そしてどのようなトレンドがあり
時代の流れはどうなっているのかを
見ていくには魚の目が必要になる。
経営者の理念、表情からトレンド、
国家が掲げているビジョンまでを
一気通貫して論理を組み立て
自分なりの感性も働かせて
どうすればより良いかを経営者にお伝えする。
これを究めるのが
中小企業診断士なのかもしれない。
この脳内の思考の動きが個人的には
たまらないのである。
試験で学んだことは本当に最低限の知識であり
さらに深掘りして技術面、法務面、政策面など
あらゆる面を強化したくなってくる。
横の広がりも縦の広がりも
どこまでも拡大させたい。
一生勉強である。
そして伝えるだけではなく
経営者がよしやってみよう!と
その気になってもらわなければならない。
これは論理だけでは不十分である。
総合的な人間力が問われる。
私は未熟者である。
そのような領域に到達できるのだろうか。
奥深き世界。
突っ込むのだ!!!