サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

芸術

11トンの大便

ヒトは生涯で11トンもの大便をすると言う。アイドルと放屁芸術論に切り込んだ私にとっては何の衝撃もそこにはないが11トンの大便に囲まれたアイドルが立ちすくむ姿が見えてくる。大便に囲まれたアイドルから遠ざかるドローン的風景が浮かんでくる。そこに突…

デッザイナーズデザイアッ

この国でデザイナーと呼ばれる人達はアーティストではない。厳密に言うとクリエイターでもない。デザイナーと名乗る人はゼロからイチで何かを作れる人だと考えるのは良くある誤解である。もちろんデザイナーでアーティストもいればクリエイターもいるだろう…

セレンディピティに宣戦布告したデジタルマーケティング

デジタルマーケティングが進化していくにつれ一人一人にカスタマイズされたデジタル広告が視界に入るような世界になっていくだろう。テクノロジーにより確実なターゲティングがなされ響く広告がそれぞれに届けられる。どうだろうか。そういう世界を想像して…

権力と魔力

権力は魔力である。そういった話ではない。権力は組織など集合体から発生する強制力である。したがって何かを成功させたい場合には権力を利用することが必要になることもあるだろう。権力を勝ち取った人間がその魔力に取りつかれ破滅を招くことは往々にして…

三年後に飛び三年間を振り返る

あるプロジェクトのミーティングかつ呑みーティングを行った。なかなか面白い会話の方法で話した。なかなか壮大なプロジェクトをあるメンバー達で企画しているのだが三年後どうなっているかを決めようという話になった。現在を起点に考えるのかと思ったがそ…

アキネーターを超現実化する

アキネーターというアプリをご存じだろうか。ある有名人、架空の人物、キャラクターをまず頭の中に思い浮かべる。それからアプリの中のランプの魔人の質問に答えていくと頭の中に思い浮かべていた人物をズバリ当ててくれるというものだ。初めにやった時は本…

奇妙な夢

奇妙な夢とは非現実的な描写を見る夢だけではない。先日見た夢は実に奇妙であった。私は目を覚ました。朝が来たことを認識し私は水道で口をゆすいで机に向かった。いつも通りの日常である。そしてトイレのドアを開けて入った。その時とてつもない違和感を感…

サンディニスタ!の向こう側

クラッシュのサンディニスタ!収録のイコライザーのライブバージョンにやられてしもてサンディニスタブラックホールに吸い込まれそうになっている。パンクバンドがレゲエ、ダブ、ロカビリー、ジャズ、カリプソ、フォーク、ワルツ、ヒップホップ、ラップなど…

The Equaliser

みんな大好きThe Clash。私も時代としては全然後追いであるがクラッシュは青春である。クラッシュの4枚目のアルバムである「サンディニスタ!」はありとあらゆる音楽を取り込もうとした問題作だ。当時はアナログ3枚組で発売されたらしい。一パンクバンドがこ…

有名人という概念が揺らいでいる

あるお方から面白い話を聞いた。娘さんと東京に行った時の話で娘さんはあまり芸能人が歩いていたとしても知らないし全く興味を示さないそうだ。私もあんまり芸能人は詳しくはないが田舎者なのでこの間東京でラッシャー板前が何気なく突っ立ているのを見てぬ…

オッリジネーター

オッリジネーター。つまり何かの創始者になるということはゼロからイチを創りだすことである。ゼロからイチと言っても新しいアイデアは何かと何かの組み合わせにすぎない。新オッリジネーターは旧オッリジネーターが築いてきたものの上に立っている。何かを…

なんとかのダリ

あるお方と定例の打ち合わせをしていた。諸事情によりインディアンとカウボーイの関係性を知らなければという議論になった。その関係性については今回触れないが調べていたらなぜかとんでもないミュージシャンに突き当たってしまった。平沢進というミュージ…

一旦視界から消す

大したことは総じてやってないのだが最近何だかせわしないな〜とふと思った。本業では全国出張がちょいちょい入る。そして診断士としての業務や診断士協会理事としての業務、研究会活動、マスターコース新規事業開発の講師の準備もある。それ以外にも純粋な…

なぜなぜをまぜまぜしおぱおぱをへいへいする

あるお方との座談会に参加したことを前回書いたが、もう一つ思ったことがある。そのお方はなぜなぜを繰り返すと言った。いわゆる「なぜなぜ分析」である。本家からその言葉出たー!と内心興奮したが、なぜなぜやってますかと自分に問えば自信を持ってやって…

聞きたいことが聞けんかったYO!

日本人で知らない人はいないものづくりのメーカーであり日本一の時価総額を誇る企業で社長を努めた方の座談会に参加する機会をいただいた。時間と質問事項に制約があったので一つしか質問できず三つ本当に聞きたいことがあったが聞くことができなかった。残…

スタッキンニーガラージ!!!

スタッキンニーガラージ!!!スタッキンニーガラージ!!!スタッキンニーガラージ!!!テイクワンモオ!ユーテイクワンモオ!フンスフンスフンスッ。オーケイ!スタッキンニーガラージ!!!スタッキンニーガラージ!!!スタッキンニーガラージ!!!テ…

偏執狂的批判的方法×経営

私はそろそろマジメに偏執狂的批判的方法と経営について体系化に挑戦しようと思う。ロジカルシンキング、デザインシンキングのその先を行くパラノイアッククリティックシンキングは今後重要になってくるだろう。「あなたの妄想性を経営に!」をテーマに体系…

ザッツオパチュニッ!

フーイェイイェイイェー!フーイェイイェイイェアー!恐怖のCSO現る!Chief Surrealism Officerだゾ!最高超現実責任者である!ザッツオパチュニッ!フーイェイイェイイェー!フーイェイイェイイェアー!恐怖のCHO現る!Chief Houhi Officerだゾ!最高放屁責…

オパチュニティーズ

新しいワードが舞い降りてきた。「オパチュニティーズ」である。エンゲリッシュではOpatunitiesである。意味は言うまでもなくもちろんおぱぱできるオポチュニティーズである。肛門哲学的にオポチュニティーズがおぱぱされてしまったと言うことだ。いわゆる放…

アイヌとダリ

アイヌのあるお方に会いに行った。その方の工房にお邪魔したのだがふと工房にある棚を見るとダリの超巨大全画集があった。「アイヌ」と「ダリ」。想定していなかった組み合わせでありぬおおおぉとなった。ただ単にその方がダリが好きなだけであるが斬新な概…

油田のように湧き上がる地域資源活用

油田のように湧き上がる地域資源を活用して独自の商品を作り出し成功している企業を取材した。アイデアの勝利を感じた。詳しくはまだ述べることはできないがその商品はとにかく目立つ。その商品が存在していたらその商品に目が行かない人間はいないだろう。…

ポーコレート・ギャバニャンス

あまりここで深くは書けないのだがあることがきっかけでコーポレート・ガバナンスが気になっている。日本語で言えば企業統治。コーポレート・ガバナンスがポーコレート・ガバガバナンスになっていて大きな問題が生じメディアを騒がせている。会社法もコーポ…

量と質の境界線

量より質だという言葉より量こそ質だという言葉の方がグッとくる。寡作より多作の人が気になる。少ないアウトプットでものすごいモノを世に出してくるケースもある。ピンと浮かぶのは"There She Goes"という珠玉の名曲を書いたリー・メイヴァースだ。とんで…

New Music Mix Problem

私はApple Musicを利用している。毎週金曜日にNew Music Mixとして何らかのアルゴリズムを用いて私に色々な曲をオススメしてくる。コイツが結構やんちゃなのだ。私は98%以上国外の音楽しか聴かないのにも関わらずJ-POPやら何やらをガンガンオススメしてくる…

リッンナイ~♪イン・ズィ・イディオテック

時として限られた極少数の音で全てを表現できているのではないかと感じさせる音楽が存在する。瞬間的に思い浮かべるのはRadioheadの"Idioteque"でリフレインされるシンセサイザーの音塊である。現代音楽家のポール・ランスキーの楽曲をサンプリングしたもの…

研Q会連打ブラスティンッ!

研究会。私は企業内診断士研究会に所属している。最近企業再生研究会にも参加してみた。全国に存在する診断士主催の研究会はとにかく広範囲で膨大な数がある。思えば若かりし頃は研Q会と呼ばれるものに所属したことはなかった。いや、大学時代にロック研究…

有効性×効率性×偏執狂性

情報収集術や検索術に関して調べていると時間術なども気になってくる。まず何かを調べようとなった時、現代はインターネットに検索をかけるのが一般的である。しかし広い意味で考えれば情報収集の中にインターネット検索があるので価値ある情報収集を行うに…

失踪マーケティング

珍談士を目指した理由の一つはマーケティングを掘りたかったことである。現在本業はどちらかと言うとブランディングがメインであるが広義の意味ではブランディングはマーケティングに含まれる。ブランディングのコンテンツをマーケティングの手法で拡げる方…

組織は最終的に破門されるために存在する

基本的には組織は陳腐化し硬直化し悲鳴をあげる運命にある。大企業や官僚組織は典型的にそれであり、学ぶまでもなく明らかなことではあるがそのことを珍談士は座学としても学ぶ。そのような中で組織に依存することがどれだけ馬鹿馬鹿しいことであるかは火を…

凶悪ツインベース

デトロイトの怪人、Mick Collinsが率いるThe Dirtbombsは珍しいバンド編成である。Mick Collnsがギター、ボーカルなのはなんら問題ないのであるが残りの4人の楽器構成が衝撃だ。ベースが2人、ドラムが2人なのだ。ツインベース、ツインドラムなのだ。ミックは…