サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

三年後に飛び三年間を振り返る

あるプロジェクトのミーティングかつ
呑みーティングを行った。
なかなか面白い会話の方法で話した。
なかなか壮大なプロジェクトを
あるメンバー達で企画しているのだが
三年後どうなっているかを
決めようという話になった。
現在を起点に考えるのかと思ったが
そうではなかった。
今、この時点が三年後にいると仮定して
三年間に何があったかを語ろうという
ことで話を進めた。
出てくる出てくる。
やるべきことが見えてくる。
未来がどうなっているかが
脳内でイメージされていくのだった。
巷ではそんなの珍しくはないよと
言われるのかもしれないが
こういうやり方は私は知らなかった。
このやり方はメンバーを選ぶかもしれない。
外に常に向いている人や
創造性を軸に生きている人には
たまらなく楽しい手法であると思う。
時間軸など始めから
取っ払ってしまえば良かったのだ。
知っているイタリア人の英語に時制が
ないことをクスッと笑っている私が
カスだったのだ。
時制の存在しない会話は
まさに超現実的ではないか。
そう。
私は超現実的話法を手に入れたのだ!!!!