サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

奇妙な夢

奇妙な夢とは非現実的な描写を見る
夢だけではない。
先日見た夢は実に奇妙であった。
私は目を覚ました。
朝が来たことを認識し
私は水道で口をゆすいで机に向かった。
いつも通りの日常である。
そしてトイレのドアを開けて入った。
その時とてつもない違和感を感じた。
全ての配置が左右反対になっていたのだ。
ドアの位置も冷静に考えれば
逆になっている!!!
ドアを開ける時までわからなかった。
その時、私は夢を見ていることに気付いた。
はっと目を覚まして現実世界に戻った。
あまりにも映像がリアルだったため
それ以来、目の前に見えているものが
左右対称になっていないか、
つまりこれは現実なのか夢なのかを
イチイチ確認してしまう自分がいる笑。
全く夢とはなんなのだろう。
特に世界がぐにゃるわけでもなく
おどろおどろしい何かが
出てくるわけでもなく
ただの左右反対の世界が展開されるとは。
これまた超現実である。
先日、世界有数の古書街である神保町で
ダリの全画集やシュルレアリスムについて
書かれている分厚い洋書を多数発見した。
英語、仏語、独語、伊語、西語と。
すらすら読めればどれだけ楽しいことか。
欲求が湧いてくる。
ポールシムノン西インド諸島からの
移民が多いブリクストンで産まれ
ジャマイカ音楽を浴びながら
ラモーンズを練習した。
なるほどそれゆえあのベースなのか。
全ては夢のエサとなり
私は超現実のその先をおぱぱするのだ!
ガンズオブリクストンヌ!