サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

シュルレアリスムが再考察!?

ある造形師の方と話す機会があった。
なんと現在アートシーンの最前線?では
シュルレアリスムが再考察されているらしい。
その理由、きっかけは定かではないが
あと何年かで100年になる過去の芸術運動が
再考察されているということに少し驚いた。
これは個人的な見解ではあるが
AIだの人工知能が騒がれている昨今、
「人間」としての可能性が問われている
世の中になってきているのではと感じている。
人は何ができるのか?
人しかできないものは何が残るのか?
クリエイティブな領域にも
少しずつ入り込んでいるAIではあるが
人はまだAIに敗北している状況ではないと思う。
人は夢を見る。
マシーンは夢を見ない。
夢が何かということも完全に解明されていない。
夢か現実かわからないような表現とも言える
シュルレアリスムはマシーンにはできない
人間の一つの可能性である。
超現実主義への回帰は必然であるようにも見える。
しかし超現実主義は過去の芸術運動である。
さらに進化していかなくてはならないだろう。
とりあえず見た夢を全部記憶できないだろうか。
なぜほとんどを忘れてしまうのだろう。
不思議である。
狂気の世界が普通の人間の中に
なぜこれ程うごめいているのだ。
シャットダウンせずに脳を解放しよう。
ビッバシュルレア!!!