サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

ダダをこねこねダダイズム

ダダイズムとは第一次世界大戦後に
スイスで起こり世界に広がった反芸術運動だ。
秩序、伝統、常識などを
破壊、否定する思想が根底にある。
超現実主義であるシュルレアリスム
ダダイズムから派生して出てきたものだ。
創始者であるアンドレ・ブルトン
ダダの一派であったが、
ダダイズム創始者トリスタン・ツァラ
対立しシュルレアリスムを創始した。
シュルレアリスムフロイト精神分析学に
強い影響を受けており、無意識や夢などを
重視し自動記述やデペイズマンなどの
新たな手法を産み出すこととなった。
反芸術には「既存」の存在が前提となる。
超現実はその限りではない。
超現実主義には破壊や否定の思想も
含まれる一方、創造や肯定も内包する。
どちらが優れているということはないが、
アプローチが全く異なっている。
反芸術運動から超現実主義へという話だが
似ているようで全く異なるものだということが
理解できる。
「経営」とダダイズムには親和性があると思う。
伝統と革新の狭間で揺れ動きながら
進められていくのが経営であり、
時にダダイズム的思想が必要である。
何もベンチャー企業だけが既存を破壊する
革新的なことをしているわけではない。
「経営」と「ダダイズム」を絡めて
色々と調べていくのも面白いと思う。
「経営」と「超現実」の関係性は、
ダダイズム」を調べてからの方がいいだろう。
より異次元感が強くなり、現時点では
概要が見えてこない笑。