サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

即興音源即興解説~Neta2019 vol.1~

毎週制作している即興音ネタを
即興評価し次の打ち手を考えてみる。
手始めに今年最初のネタから13個を。

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01 足を洗い、手を汚す
足を洗えば手が汚れる。
全体的にねちっこく攻める音像。

02 Obscure But Influential
今年のネタではかなりのお気に入り。
後半から入る突き刺さるような
凍てつくギターが冬の感情に合う。

03 スリルノスタルジア
スリルの中にノスタルジアを感じる。
西部劇とフラメンコが混じり合った
世界でつんざくギターが鳴るイメージ。

04 マッドビーポン
おふざけを全面的に出したネタ。
今年初の明るい感じ。
マッドビーポンはヱビ語である。

05 まろやかな悲鳴
一言で言って奇妙。
これを曲にするのは難しいか。
まろやかな悲鳴が聞こえてくる。

06 MIX MAN
何をミックスしているのだろう?
哀愁感のあるフレーズでギターが遊ぶ。
そのギター弾きがMIX MANだ。

07 Klutzy Klutzy
グイグイいくダンサブルなベース。
低い方のギターはガレージロックな
雰囲気もある。

08 超現実で逢いましょう
キラキラした超現実の世界の祭のよう。
曲にしたらアップテンポなので
アゲる時に使えそうだ。

09 Drop The Candy
今思えばI Want Candy風の雰囲気もある。
高音ギターはアフリカンチックに。
トロピカルリバーヴヱビ奏法である。

10 Twistin’ Dali
ダリが真顔でツイストしているイメージ。
一番暴れているのはベース。
ギターは超現実的に危うい感じに。

11 二度と
「もう二度と会わない」という
否定的な感情の中にちょっぴり切なさが
内包されている気分を音像化してみた。

12 Nippon Pon Pon Pop
オリンピックで死闘を繰り広げた後の
エンディングで鳴るイメージでつくった笑。
ニッポンの凛とした空気感をイメージ。

13 Dirty Perfect
何となくラテンアメリカ風のベースに
猥雑なギターが3本も絡み合っている。
かましくダーティー