サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

錯乱を読む

ダリセンセの著書を読んでいたら
こう書いてあった。
「事実、私が彼女を愛してないことを、
私も、彼女も知っていたばかりか、
私が彼女を愛していないことを
彼女が知っていると、私は知っていたし、
私が彼女を愛していないことを
彼女が知っていることを私が知っていると、
彼女は知っていた」
???
一見してぬおおおとなる文章である。
ダリセンセの文章はふむふむと
読んでいると急に錯乱状態のように感じる
文章が出てきたりする。
こういう文章を読むと妙に
テンションヌがアがるのは私だけであろうか。
エンドレスループセンテンスの
絶頂性について一度ニンゲンは
議論する必要があるだろう。
事実、私が彼女で絶頂していることで
私も彼女も絶頂していたばかりか、
私は彼女で絶頂していることで
彼女が絶頂しているから私は絶頂していたし
私が彼女で絶頂していることで
彼女が絶頂していることは私を絶頂させ
彼女も絶頂していたのである。
つまりオパチュニティーズを逃さず
おぱたにえんで彼女をおぱぱする時
まさにザッツオパチュニ!という掛声とともに
絶頂性の絶頂点を感じるその一点に
集中するために放屁芸術的な放屁を
肛門哲学的肛門から放出し
甘美な香りとともに超現実的おぱぱへいを
獲得するその絶頂天国へと旅立つのだ!