サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

1リットルの放屁

11トンの大便論を先日書いたが
ヒトは1日に1リットルの放屁をするという
情報が私の耳に入った。
なんということだ。
一国の権力者も
崇拝される宗教家も
大企業のお偉いさんも
一世を風靡したアイドルも
毎日ペットボトル1本分の芸術作品を
無意識に創作しているというのか。
アナタが好意を寄せているあの子も
もちろん以下同文である。
放屁芸術論から愛を説かねばなるまい。
宇宙飛行士は宇宙船内での放屁は
原則禁止されているらしい。
大爆発を起こす危険性があるからだ。
どうしても我慢できない時は
トイレですることになっているようだ。
命がけの放屁。
詩が書けそうである。
放屁で木っ端微塵になってしまった
宇宙船にロマンを感じてしまうのは
私だけだろうか。
ある意味で宇宙では放屁芸術論が
脅威にさらされているということだ。
もしそうだとしたら
肛門哲学から再考せねばなるまい。
嗚呼、地球で生存できることに
感謝しか感じない。
これがセンクスというものなのか。
我々は地球にいるからこそ
放屁芸術と肛門哲学が許された
世界に存在することができるのだ。
世界を変えるアイデア
放屁と共に生まれる。
そして放屁しながら愛を確かめ合うのだ。
すてきナイス・アス&アースである。