サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

ベガスオートメーション

人工知能に関するテッレビジョーンを
観たのだが、アメリカで最もAIが導入される
都市はラスベガスだと言う。
現在の65%の仕事がAIやロボットに
置き換わると予測されており
それにより仕事を失った人々が
ストライキなどを起こすだろうとも言っていた。
経営側の判断による効率化で振り回される
人々が大量に発生する。
一時的には仕方がないのかもしれない。
しかし人間が動かずに生産が行われることは
客観的に考えれば
決してマイナスなことではない。
経営サイドだけが富を貪るのであれば
暴動などが起きてしまうかもしれないが
富の再配分により例えばベーシックインカム
導入されれば事態は改善される。
理想論過ぎる気もするが
少なくとも長期的に考えれば
AIやロボットによる自動化は
否定するものではないというのが
私の個人的意見である。
人間がAIや仕事で職を失ったとしたら
人間が楽しめる仕事というものが
創出される気がしている。
そんなに人間が手持ち無沙汰なら
これをやって欲しいと誰かが考えるだろう。
AIやロボットは最近始まった話題ではない。
ただ急速化しているだけだ。
そのトレンドを追いかけることを
楽しむくらいのスタンスが必要だと思う。