サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

偏執狂的批判的経営診断

何事も「型」は重要である。
経営診断にも型というものはある。
実務でも型は使えるが
使いものにならないことも多いだろう。
型など言っている状況でなかったり
特殊過ぎて当てはめられなかったり
そんな感じが多いはずだ。
経理の記帳をアナログでやっていたり
フレームワークの存在をそもそも
知らなかったりとそういう状況の中で
スマートなことなんて言ってられない。
そして「型」に寄れば寄るほど
仕事は均質的になり、
誰がやっても同じ結果が出るようになる。
それでいいのか。
いいわけがない。
ある程度まではいいだろう。
しかし優秀な経営者であれば
そんなことは分かっている!
と言いたくなることもあるはずだ。
私は最終的に偏執狂的批判的経営診断を
極めていきたい。
最初の内は正論、正論と推し進めていき
最後になんでそうなるのー!と突っ込みを
入れたくなるようなイメージである。
そこに可能性がある。
最後の最後までどうなるかわからない。
その緊張感を出せるのは今のところ
ニンゲンしかいない。
それつまりいわゆる狂気である。
狂気こそが可能性であり未来である。
溢れ返る処理不可能な情報の洪水に
飲み込まれてしまう前に己のみを信じて
世界を変形させるのだ!
偏執狂的批判的詫び寂びの世界で
偏執狂的批判的経営診断を行う。
必要であれば
偏執狂的批判的読書を行い瞑想する。
それこそが私が求めている世界だ!
生の実感はまさにそこにあるのだ!!!