サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

過去を見る人、現在を見る人、未来を見る人の先へ

人は過去、現在、未来を見る。
人によってその割合は違うだろう。
今その人が何をやっているか
例えば職業・職種によっても
その割合は大きく変わると感じる。
過去志向、現在志向、未来志向と
割合によって人を分類できるかもしれない。
「過去にしがみついている」
「今しか見ていない」
そういったネガティブな言葉はあるが
「未来にしがみついている」
「未来しか見ていない」
という言葉は聞かない。
不確定である未来には
そもそもしがみつけないし
未来しか見ていない人はいるかもしれないが
その言葉だけを聞くとポジティブな印象を持つ。
不思議である。
過去、現在、未来どれも大切である。
過去があっての現在そして未来がある。
皆さんも無意識では理解しているとおり
過去志向、現在志向である人が
生き辛い世の中になってはいくだろう。
未来志向はまだマシであるが
未来志向で生きよう!というスローガンで
果たしてそれでいいのかとも思う。
そのようなそこら中に溢れている
自己啓発書に載っているような
スローガンとはオサラバしよう。
過去にしがみつき、
今しか見ずに未来をこじ開けてもいいのだ。
現在の連続が未来であり
妄想的に現実を捻じ曲げ
想像もできない未来を手に入れよう。
妄想的に過去を捻じ曲げ
滅んでしまった王国を蘇らせてもいいのだ。
物事を単純に割り切るべからず。
超現実志向の誕生である。
現実、超現実、非現実、空想、妄想
なんでもござれでGO GO GO!!
そうだ!ゴリラになろうッ!