サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

助言理論

現在の中小企業診断士試験の制度は
2001年に骨格が作られた。
その5年後に一部が見直しされて
現在の試験制度になったらしい。
「中小企業経営・中小企業政策」という
中小企業診断士ならではの科目があるが、
「中小企業経営・中小企業政策・助言理論」という
科目で見直し前は試験が行われていたらしい。
「助言理論」という科目があったようだ。
「助言理論」ってなんだろうと思い
調べてみたところ興味深い内容だった。
「助言理論」は中小企業診断士が経営支援を
行う上で必要になるコンサルティング理論と
カウンセリングやコーチングといった
実践で使えるコンサルティングスキルを
学ぶものだったようだ。
いくら整然と理論的に話しても、
経営者が話を聞いてくれなかったり、
嫌悪感を抱いてしまっては
経営支援を行うことは出来ない。
大変重要な科目だったのではと思った。
もう存在しない科目なので「助言理論」の
テキストを書店で見たことはない。
どんなことが書いてあったのかが
気になるところだ。