サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

地方あるあるをクツガエセ

年内最後の企業内診断士研究会の
定例会が開催された。
我が県の診断士である方が経営する
経営コンサルファームと言えば2社
筆頭に名前が挙がるがその内の1社の
先生がゲストスピーカーとして
お忙しい中、来てくださった。
独立時のエピソードや
コンサルファームとして
事業化していこうとなぜ決意したのかや
どのように会社経営をしてきたかを
ざっくばらんに話してくださった。
忘年会もとても有意義な時間であった。
純粋な中小企業診断士業は属人的で
標準化が難しくコンサルファームとして
事業化するのが難しいと言われる。
1匹オオカミ診断士として
大活躍されている先生がいる一方で
事業化するケースは現状は少ない。
その意味で大変貴重な機会である。
先生はコンサルテーション業を
地方に根付かせたいとの思いがある。
地方あるあるであるが
優秀な学生は大学進学時に
大都市あるいは
他の地方都市に行ってしまい
就職する時も地元以外で就職し
戻って来ないというケースが多い。
私も一応、地方の進学校に行ったのだが
ほとんどは地元から巣立ってしまい
地元に残る者、戻る者はほんの少数だ。
新天地へ行くことは無限の可能性があり
否定するものではなくイイとは思うが
その分地方に秘めるパワーは
大きく流出してしまっていると言える。
地元に愛着があり戻ってくる同窓も
転勤のない公務員になるケースが多い。
メーカーに入りつつ診断士になり
あれやこれややろうと考えている
とち狂った人間(私)は
母数で考えると統計的に皆無である。
先生は地方に受け皿があるとは言い難い
現状を打破すべく
地元の大学を出てそのまま
地域へ貢献できるコンサルファームに
就職するモデルを
つくっていきたいとのこと。
それゆえインターンも受け入れている。
大変高い志である。
感銘を受けた。
もろもろ事情はあったものの
私は「ファック満員電車」という
その1点で地元に戻ってきた。
一時的に地元に帰り大都市へ戻ろうとも
考えていたがそれもヤめた。
私はここで死ぬことにしたのだ!
次はファック通勤だ。
通勤そのものもおぱぱしたい。
地方をおぱぱし
大都市をおぱぱする。
地方の可能性を爆発させ
純粋なファックに集中するのだ!