サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

ミッショッビジョッバリュッ!

密所で美女とバリュってる場合ではない。
企業にはミッションやら
ビジョンやらバリューやら
そう呼ばれるものが存在している。
そういうものを一切明文化してしない
企業もあるだろうが
ある程度の規模の企業は
大体何かしら掲げているはずである。
なぜならそれらがないと組織に属する
人々がどこを目指せばいいか
わからず、まとまらなくなるからだ。
というわけで詳しく調べてみると、
それらをセットアップする際には
前提として
「受け入れられない現実」あるいは
「理想とする世界になっていない現実」が
存在していることが必要となる。
逆に言えば
「理想とする未来」があるということだ。
企業というものは未来志向なのだ。
現実と理想とする未来を見ることで
どうにかしたい、世界を変えたいと
心に湧きあがってくるものを
ミッションと言う。
経営理念と呼ぶ場合もある。
そして理想とする未来のことを
ビジョンと呼び、
見えている理想的な未来を
具体的に表現したものとなる。
そして現実を理想的な未来へ
導いていくための価値観や行動指針を
バリューと呼ぶのである。
これらの概念は人により解釈が違う
場合もあるのでそれらを設定する際には
ミッションとは何か、ビジョンとは何か、
バリューとは何かを定義するのも有効だろう。
ふと思ったのだが
もうすでに軌道に乗っている企業が
新たにこれらを設定する時があったとして
受け入れられない現実と理想とする未来が
キチッと認識できていない
ケースがあったとしよう。
ココをキチっと押さえずにつくってしまうと
何が言いたいのかわからないものができ
サムいしょーもないものが
出来てしまいそうである。
それを全社員が認識することになるのだ。
なんとも恐ろしい話である。
これらを突き詰めていった場合
既存事業を完全否定することに
なってしまうことも考えられる。
その時は既存事業を将来的に潰すことも
視野にいれなくてはいけない。
概念とはそういうものだ。
侮っていはいけない。
よし考えてみよう。
ミッションは
ビジョンをおぱぱすることです。
ビジョンはバリューをおぱぱすることです。
バリューはミッションを
おぱぱすることです!!!!!!!