サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

大企業を目指す中小企業

中小企業に区分する企業に対して、大企業を
目指しているかどうかを聞いた統計があった。
特に考えていない企業が約55%で過半数
中小企業に留まりたい企業が約38%、
大企業を目指している企業が約8%のようである。
大企業を目指す企業は少数派ということになる。
中小企業に留まりたいとあえて言う企業も
結構多いことがわかる。
経営の自由度を重要視しているのだろう。
大企業=上場企業ではないので
大企業と言っても上場したいのか、
上場したくないかでまた話は違ってくる。
平成26年経済センサスに拠れば
大企業は約11,000社あり、その時点で上場企業は
約3,500社だったので、大企業に該当する企業が
上場している割合は約3割となる。
上場している企業としていない企業の違いの研究、
あるいは上場していない大企業や
上場している中小企業を研究するのも
面白いかもしれない。
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2018年版中小企業白書