サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

自動記述

自動記述3

ループしているコードレスのデバイスがワカメみたいに感じるので、ピザを頼んでリキュールが空になるまで魚の目になって待つ。電卓をロボットに貸したらエンドレスに打ち込んで楽しそうだから、財務分析を頼んだらイヤになって火を噴いた。ドロドロのマグマ…

自動記述2

三日月と満月の夜が同時にやって来て 薄笑いと苦笑いしている女達が 打ちのめされたテレビを 消したりつけたりしている。 カステラを溶かした酒を浴び、 たむろしている夜の亡霊に 火炎放射器をぶちまける。 緑と紫を混ぜたような顔をして、 夜の新聞記事を…

自動記述のテストに関して

前回の投稿は、変な夢を見たので、それを起点に自動記述を行い書いてみた。自動記述による文章は意味不明なことが多いみたいだが、意味はわかる文章になった笑。完全に見た夢と一致しないが、映像がフラッシュバックのように思い出されることもあった。考え…

自動記述1

(自動記述開始)3メートルの虎が仰向けになり寝ていたので、起こさないようにそこを静かに去る。そこを離れてしばらく歩くと3メートルの虎達が数匹木の上にいる動物を狙って登っているのを見かけた。あの動物はもう間もなくあの虎達に喰われるだろう。そう…

自動記述(オートマティスム)

昔、プライベート・ライティングという本を読んだことがある。「プライベート・ライティング」は出来るだけ速く書きながら考えると、良いアイデアが浮かんだり、物事を整理出来たりするという手法だ。それと同じような手法として「自動記述」と言った方法が…