サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

天才による天才研究を研究する俗物

「超現実的禅」の修業期間に入って
思ったことは「人工知能芸術」のことだった。
存在を一言で示す練習をしよう。
私の存在、あなたの存在。
一言で表す存在が無限に現れてくる。
ストイックシュルレアリストと超現実禅僧が
共に共感し合えるポイントを探る会話を
盗み聞きしてウサギの耳をつける。
ラリ夫同盟に加入してしまった
残念な女性の浄化ルーチンをチン化する。
メディアを手中にする方法を
手段としての貨幣論的アプローチで説明する
利用される権威を横目で見る。
ネガティブインフォメーションビジネスに
浸かりきった男は疲れ果て
ポジティブインフォメーションカンパニーを
上場させる意気込みだ。
マンフレッドマンのBGMを
マンフレッドウーマン風にアレンジするDJに
暴行を加える人類を見たので
人類危機会議を開催しよう。
MOTTO MOTTO CREATIVEに改名した
弁当屋の弁当を三個食べてデブろう。
ハードコアプレジデントに地方国際化という
大きなミッションをコミットしてもらおう。
肛門哲学ツアーと放屁芸術ツアーの
二者択一で迷っているのなら
国家資格太郎をリンチしている
モチベーショニストの絶頂DEアローンを
こっそり見て冷静になるがいい。
黙っちゃいられないその裏側に恥部があり
感性を200%否定される快感を思い出す。
愚直が仇になる輩には当事者意識と
他人事意識を足して2で割ったクスリを
飲んでもらわなきゃ。
天才による天才研究を研究するのが
唯一の楽しみなんだ。

The 4-Hours Series

芸術家サルバドール・ダリ
作家・投資家ティモシー・フェリスは
対極に存在しているような人物だが
どちらも唯一無二の思考法を持っており
とてつもない衝撃を受けた。
どちらの人物も現実世界を
捻じ曲げてしまう強力なパワーがある。
ティモシー・フェリスは現在5冊の
著作を世に出しているが
最初の3作はThe 4-Hourシリーズだ。
週4時間だけ働くという和書も出ている
"The 4-Hour Workweek"
超短時間で体を変革させる
"The 4-Hour Body"
超短時間でシェフになろうという
"The 4-Hour Chef"である。
どれも超分厚い書籍であるが
それだけのボリュームのいわゆる
ハック的なものを書き上げる能力に
毎回脱帽してしまう。
ふと思ったのだが
The 4-Hourシリーズとして
色々なジャンルのものがあれば
面白そうである。
"The 4-Hour Painter"であれば
超短時間で一端の画家に近づける本だ。
"The 4-Hour Punk Rock"であれば
超短時間で一端のパンクスになれる。
いくらでも出来そうである。
肉体改善と料理はティムの得意分野、
実践分野であるので書籍化された。
つまり違う人物でも同じ思考法であれば
そのような本が書けるはずだ。
もうすでに存在するのだろうか?
それともそのような強力なパワーを持つ
人間はティムくらいなのだろうか?
一度本人と会ってみたいものだ。

オディ~オブクッラーンナッ!

オーディオブックちゅうもんがある。
本を読んでくれるもので
移動中などに耳で聴くことで本が
読めてしまうというスグれものである。
数年前は良く聴いていて
かなりの数のオデオッブックッを
読破ならぬ聴破したものだ。
たまに朝ランッ!をするが
いつもは音楽を聴きながら走るが
久々にオッディーオブックを
聴きながら走ってみた。
これがなかなかイイのである。
あまりオーディオッブクの世界に
入ってしまうと走っているので危ないが
音楽では得られない具体的な
イデアやイメージを聴きながら
思い描くことができる。
聴くことで頭に良い影響があり
走ることで体にも良い影響があるので
まさに意識高い系の極みであり
忙しい現代人を象徴するものだが
そのことに逆説的に苛立ちも覚える。
多忙は怠惰と同義であり
ミック・ジャガー先生が毎日12km走る
ソレと私の朝ランは本質的に異なる。
やはり追うべきものは
効率性ではなく有効性だ。
私は根本から変わらねばならない。
オーディオブックなどおぱぱせよ!
一石二鳥などクソ喰らえ!
潜在意識不明系の私に必要なのは
秒単位での変革である!!!

行政事業(ギョウセイジギョッ)

コウムイーンのチジーンから
興味深く面白い話を聞いた。
行政事業というのはとかくコンセプトが
明確になる傾向にあるそうだ。
たとえそれがちょっとした公園を
作る時であっても。
なぜコンセプトが明確にならざるを
得ないかというと国民、都道府県民、
市町村民に説明責任があるからだ。
当たり前だがナルフォッドである。
なぜそれをやったかに関して
こういう理由だからだと明確に
答えられなければ後々問題になるのだ。
「コンセプトが明確」と聞くと
差別化集中戦略を想起する。
中小企業が生き残るためには
差別化集中戦略が有効だ。
それが行政事業もその傾向があるとは
思っていなかったので晴天ヌの霹靂である。
しかし行政と民間でやることは
そもそも違うということは抜きにして
行政事業と民間中小企業の事業では
大きな違いが存在する。
それは「柔軟性」である。
生き残るため、つまり顧客のために
柔軟に対応して行かねばならないのが
民間であるのに対して
行政事業は説明責任を果たせるように
するのが主目的であるため
柔軟性にはどうしても欠けるのだそうだ。
国がやること、民間がやることを
深く深く考えていくことは
大きな気付きを得られそうな
可能性を感じたのであった。

いすゞ〜のトラッケ〜パート2

以前、いすゞのトラックのCMに関しての
意見をここで書いたが
https://ebisutakeshi.hatenablog.com/entry/2019/05/31/041859
何と新しいバージョンのCMが流れていた。
ハウンドドッグの大友康平氏が歌い
本人が登場する構成になっていた。
流石である。
まさか以前のブログをプロデューサーが
読んだとは到底思えないが、
完璧な唱法で歌われており
大友康平氏の良さを120%出している
CMになっていた。
何とメイキングCMの映像もあった。
https://youtu.be/se1jHv5FXJ8
特にいつ〜ぅまでもぉ〜の部分は最高である。
これ以上考えられないレベルの
いつ〜ぅまでもぉ〜であり
私は聴いた瞬間に絶頂してしまった。
私は「もぉ〜」の部分を何度も何度も模倣し
繰り返し絶頂したのだった。
絶頂は絶頂を呼ぶのだろう。
私はインチュピレーピョンヌを得た。
このアイデアは今までにない
チャレンジとなるがこのCMを
火星バーのハイティーンを沸かしている
ギターウルフのセイジ氏に
歌わせるとどうだろうか。
彼はギターを必要とするかもしれないが
うまくハマれば
火星バーだけでなく水星レストラン、
金星ファミレス、木星コンビニ、
土星ランドリー、天王星ドラッグストア、
海王星八百屋のハイティーンも
沸かすことができるであろう。
冥王星までもうすぐである!!!
太陽系をおぱぱせよ!!

ゴリラとして認識されたカニス・タケオ

何という光栄なことなのだろう。
栄えあるOPAPA DEコンテストの
最優秀賞をいただいたのだ。
私は授賞式にこれから出席する。
ミッツ・マングトンという超一流オテルで
式は開催されるのだ。
超一流オテルに超一流の俗物が現れるのだ。
見渡せばメディアなどで見たことが
ある人ばかりである。
私のことを見ても誰?としか
思わないだろう。
いや見えてさえいないかもしれない。
しかし私は最優秀賞でこの後登壇するのだ。
その時、ここにいる人間は私のことを
初めて認識するだろう。
今までなぜ知らなかったのだと
思うようになるだろう。
さあそろそろ私の出番だ。
数十年間、頑張ってきたかいがあった。
一つの区切りである。
「それではいよいよOPAPA DEコンテスト
最優秀賞受賞者の発表です」
司会者も興奮気味である。
「最優秀賞受賞者カニス・タケオ様!」
ん?????
私はエビスタケシだぞ。
エビであってカニではない。
タケシであってタケオではない。
もしかして順番を間違えたか!?!?
壇上の大きなモニターには受賞者の写真が映る。
写真を見て確認しよう。
ん?????
モニターの写真がゴリラになっている!
ザッツオパチュニ!!!
私はカニス・タケオでありゴリラなのだ。
カニス・タケオとしてスピーチをしよう。
ヤヒートップにはゴリラの写真が
高らかに掲載され世間から私は
「ゴリラのカニス・タケオ」として
今後は認識されるのだ。
何という快感なのだ。
何という官能なのだ。
人々の視覚がゴリラのカニス・タケオで
刺激される感覚が私の身体にも
伝わってきて痙攣が止まらなくなりそうだ。
カニス・タケオ!
カニス・タケオ!!
カニカニカニス!!!
ウホウホウホウホス!!!
オパゴリラ!オパゴリラ!オパゴリラ!
ザッツオパチュニッ!!!

The 4-Hour DALI

独自思考に想いを馳せる。
イデアは既存のアイデアとアイデア
結合から始まりその先に深遠な世界がある。
独自思考よコンニチハ。
まず目的を明確化する。
手段が目的になってしまっていたら
目的を設定するか手段そのものを止める。
その次に手段の有効性を考える。
手段の内、有効なものは何か。
パレートのメガネをかける。
8割は削られ重要な2割だけにフォーカスする。
有効化の次は効率化のステップへ。
自動化できるものは自動化する。
効率化する上で不要な工程が判明したら
コレもまた削除する。
こうして明確化された目的は
有効的に効率的に達成された。
ここから独自性の色が塗りたくられる。
達成された目的を偏執狂的に捉える。
一般論や常識を取っ払い五感と直感を
拠り所に自己の感覚を全肯定的にフル稼働し
さらにそれを批判的につまり
客観的に検討し解釈する。
偏執狂的批判的に解釈された
達成された目的を自己の資産として
次のステップへ進みコレを繰り返す。
その後には唯一無二の成果物が
大量に産み出されているだろう。
This is The 4-Hour Daliメソッド。
まずは実践である。