サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

A Dali Primerちゅうダリ読本

ダリのファンであり友人であるモース夫妻。
彼らのダリコレクションを展示するために
フロリダのダリミュージアムは設立された。
いつか行ってみたいところである。
モース夫妻は"A Dali Primer"
ダリ読本という本を出版している。
日本語版はないようだが
このダリ読本はダリの英語が
あまりにひど過ぎて
ダリ英語を説明したものであるらしい笑。
ダリ英語を普通の英語に直す辞書である笑。
ダリの書籍を読んでみると
わざとそのような喋り方を
していたような記述も見られる。
ちゃんと話す気がなかったのか
ただ単純に話すのが難しかったのかは謎である。
ダリは生まれ故郷のカタルーニャ語の他に
スペイン語、フランス語、英語が話せた。
スペイン語いわゆるカステリャーノと
カタルーニャ語はともかくフランス語も
ダリ流フレンチだったのかもしれない。
何が言いたいかというと
世界に自分が照準を合わせるのではなく
世界が自分に照準を合わせるように
仕向けさせていることが
ものすごいことだということだ。
ダリはかなりの勉強家でありインテリなので
まともに英語を話そうと思ったら出来たと思う。
言語にまでオリジナリティを
ぶち込んでくるとは恐るべき人である。
英語の文法が間違っているからビクビクして
話せないという典型的な日本人にとって
学ぶべき態度であると思った。
ウィ~・キャン・ドゥ~・エッブリシッングッ!
ん~ゴージャッス・スキヤキ!

新元号

元号が4/1に発表される。
大化から平成を経て新元号へ。
新たな時代の始まりである。
元号予想が盛んに行われている。
世間で予想されているものは
候補から省くらしいので
元号ランキングに
エントリーされているものにはならないだろう。
これだけネット社会になっているので
誰かの予想が当たっていそうな気もする。
元号は過去の候補から選ばれることも
多いらしくそれを研究しているサイトもあった。
https://dailyportalz.jp/kiji/shin_gengo-honki-yoso
数百の候補から画数が多過ぎるものや
読みづらいものなどを排除し
12個の元号候補に厳選したらしいが
その結果は発表当日に公開するらしい笑。
それでは当たっていたかの証明には
ならないがまあ仕方がない。
当日の発表直前に公開したら証明にはなる。
よし私も新元号を予想しよう!
陀利元年!
惰離元年!
超越元年!
超絶元年!
狂人元年!
狂乱元年!
岩塩元年!
元年元年!
念願元年!
元元元年!!!

公務員の副業は解禁されるのか

公務員は原則副業ができない。
例外はあるとして営利を目的とした
活動は制限されている。
昨今騒がれている「働き方改革」であるが
民間から先に副業は解禁されていくだろう。
公務員は多くの情報にアクセスできるため
もし営利活動が解禁されると市場に
影響を与えるような活動も出てくる。
そう考えれば副業を解禁することは
かなり慎重になるはずだ。
副業が解禁されるということは
一人当たりの生産性が向上することを
意味していると個人的に考える。
なぜならば一つの会社に依存する
意味がなくなるので生産性をあげて
とっとと成果を出し業務を切り上げ
副業に取りかかる動きになるからだ。
そういう人間がどんどん出てくる。
公務員が総じて生産性が低いとは
もちろん思わないが民間の方が全体的に
見れば生産性が高いのは言うまでもない。
なぜなら民間は倒産・解雇という刃物を
背中につきつけられているからだ。
そう考えると公務員と民間の生産性は
どんどん開いていくことになる。
公務員=安定という構図はそうは崩れないが
間違いなく国民の意識の中で
そのポジショニングというかイメージは
変わっていくような気がしている。
その始まりが「副業解禁」なのである。

フォースをかけられた

ちょっと久しぶりにテスニーラントに行ってみた。
純粋に大人も子供も楽しめる場所であるが
ブランディングマーケティングやアイデアなど
多くのことを学べる場所でもある。
リニューアルされたスターツアーズに行った。
STAR WARSのアトラクションであるが
昔は一種類のストーリーで展開されるものだった。
今はそのストーリーが数百種類あって
毎回違うものがみれるらしい。
要素要素の組み合わせで数百種類のパターンが
用意されているとのことだが
毎日行く人でない限り一期一会なので
希少性とワクワク感を出すのに有効な策である。
そしてそれ以上に衝撃を私に与えたものがあった。
スターツアーズに乗ったことがない人は
なんのこっちゃかもしれないし
ネタバレになるので知りたくない人は
これ以上読まないでいただきたいが
スターツアーズは視覚効果というか錯覚で
宇宙旅行を体験できるアトラクションである。
宇宙船が落下すれば重力が体にかかることを
感じることができる楽しいものだ。
重力を感じるのがメインの錯覚効果なのだが
ダースベイダーのフォースにかかり
自分の体が振り回されるという演出があった。
「重力体感」と「フォースにかけられる」
というのは全く別の次元の体験である。
同じ技術を利用した別の体験である。
思いついた人は天才だと思った。
その方の前に跪いておでこをつけ
密かにフォースをかけて宇宙の彼方へ
その方を飛ばしてしまって
私がダースベイダーになりたい衝動に駆られた。
ダースベイダーになる時が来たのだ。
やっとその時が来たのだ!!!

自動記述25

過去の逆再生が始まるぞ!
未来は過去の逆再生になるぞ!
そう脅された精神病を患う現代人に
現在の永遠循環とどっちを取るかを
選ばせる神秘主義者の専攻は
物理化学であり法医学である。
サンダルを履いて砂漠を走る
ガッツある男の誇りは必ず走る先に
オアシスが存在していることだ。
蜃気楼は必ず現実となり
蜃気楼に辿り着いた瞬間に蜃気楼を
消し去ることもできることを
多くの人間は知らない。
水が凍りながら沸騰し
雪が火を吹いている。
絶対零度の炎で炙られた五右衛門風呂で
絶対的な安堵でため息を吐いた全裸の女が
これから一度に吸う煙草の本数について
あれやこれやと思考を巡らしている。
その醜さに憧れた幼稚な青年は
多少の人生をこれから犠牲にすることで
揺るぎない信念を獲得するのだから
そこはあたたかく見守るべきなのである。

中小企業会計セッミナー講師

所属診断士会主催、地元の信金さんと
中小機構共済による中小企業会計セミナーの
講師としてセミナーを行った。
診断士講師デッビューでもある。
経営力を強化する会計ということで
会計の基本をお伝えする講義であった。
会計というものはいかんせん
内容が固いので講義も退屈になりがちだ。
事例や実体験、ちょっとしたエピソードも
織り交ぜながら講義を進めてみた。
初めてのせいで語りが流暢でないからか
ドンとウケることはなく
坦々と粛々と講義は進み終了した。
会計セミナーでウケを狙えるようになれば
ワンランク上に到達したと言えるだろう。
講義後アンケートが配られた。
匿名ではなく記名だったためか
わりと高評価をいただくことはできた。
しかしまだまだまだまだである。
経験と慣れも必要だ。
今回は中小機構さんのテキストをベースに
進めるセミナーであったが
ゆくゆくはオリジナルコンテンツで
挑んでみたい。
潜水服を着て酸素不足になり講師が
途中で倒れるような忘れられない講義を
いつの日かしてみたいものだ。

上田城再建!​

天下人徳川家康を2度も撃退した「不落城」として
知られる上田城が再建されるとのこと。
真田昌幸、信繁(幸村)も喜んでいるに違いない。
戦国時代、真田家は数々の強力な大名に
囲まれながら策謀を巡らし苦難を乗り越えた。
昨日言ったことと今日言ったことが180度変わる。
そんな神経が擦り切れる状況であっただろう。
いわば大企業に囲まれた中小企業のようであった。
そのドラマは多くの人を惹きつけている。
そして私も真田昌幸のファンになり上田を訪れた。
診断士の一番の山場である
2次筆記試験の合格発表の直前であった。
上田城内には眞田神社という神社があった。
不落城として知られているので合格祈願でも
有名であるということだった。
マジか!と思い試験後ではあるが
私は参拝しお守りを買った。
試験対策を2ヶ月しかできていない
状況だったから私は不合格を確信していた。
しかし番狂わせは起きたのである。
おそらく最下位にいた私の答案に
真田信繁の霊魂が乗り移り
分厚い猛者たちの答案を次々と切り倒し
最後の最後、家康を仕留めてしまったのだろう。
今でもそうに違いないと思っている。
何かに挑戦をしていて
万事を尽くし、真田家のことを勉強し
シンパシーを感じるならば
眞田神社参拝をお薦めしたい。