サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

A Dali Primerちゅうダリ読本

ダリのファンであり友人であるモース夫妻。
彼らのダリコレクションを展示するために
フロリダのダリミュージアムは設立された。
いつか行ってみたいところである。
モース夫妻は"A Dali Primer"
ダリ読本という本を出版している。
日本語版はないようだが
このダリ読本はダリの英語が
あまりにひど過ぎて
ダリ英語を説明したものであるらしい笑。
ダリ英語を普通の英語に直す辞書である笑。
ダリの書籍を読んでみると
わざとそのような喋り方を
していたような記述も見られる。
ちゃんと話す気がなかったのか
ただ単純に話すのが難しかったのかは謎である。
ダリは生まれ故郷のカタルーニャ語の他に
スペイン語、フランス語、英語が話せた。
スペイン語いわゆるカステリャーノと
カタルーニャ語はともかくフランス語も
ダリ流フレンチだったのかもしれない。
何が言いたいかというと
世界に自分が照準を合わせるのではなく
世界が自分に照準を合わせるように
仕向けさせていることが
ものすごいことだということだ。
ダリはかなりの勉強家でありインテリなので
まともに英語を話そうと思ったら出来たと思う。
言語にまでオリジナリティを
ぶち込んでくるとは恐るべき人である。
英語の文法が間違っているからビクビクして
話せないという典型的な日本人にとって
学ぶべき態度であると思った。
ウィ~・キャン・ドゥ~・エッブリシッングッ!
ん~ゴージャッス・スキヤキ!