サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

知的資産と知的財産と知的財産権

ちょいと混同しやすい3つのワード。
知的資産が一番意味としては広く
知的資産に知的財産は含まれ
知的財産の中に知的財産権がある。
知的財産は発明、デザイン、
また営業秘密やノウハウなども含めたもので
知的財産を権利化したものが
知的財産権特許権、商標権などがある。
従って知的財産に該当しない知的資産には
他に何があるかというと
人材、技術、ブランド、組織力などがある。
知的資産は財務諸表に表現されていない
無形の資産で競争力の源泉でもある。
知的財産の権利化の支援をするのは
弁理士の独占業務であるが
一企業の知的資産全体を整理し分析するのは
中小企業診断士も関わることができる分野であり
知的資産経営報告書と言って企業の知的資産を
的確に認識するための支援もある。
特許と言うのも大変に面白い。
しょーもない特許がべらぼうに稼ぐこともあり
どこで特許を取り、どこを非公開にするかも
企業に取って大変重要な戦略となる。
弁理士の先生はそういった支援もしているので
大変難易度の高いお仕事をされているのだと思う。
何をどうしていけばいいかの塩梅は
人工知能ではなかなか難しそうだ。
そういった業務はAIに代替されにくいだろう。
知的財産は人間の創造性に直結するものだ。
知的財産権の一つである著作権はまさしく
芸術・アートに関する権利である。
大変興味深い分野である。
己よ、知財を知れ!
数理も言語も何もかも頭にぶち込むのだ!
リ~ム~。