サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

超現実とは

「超現実」とは空想の世界ではない。
「非現実」とも違う。
勘違いしている人が多いらしい。
「超現実」とは現実世界の決まり、ルール、
常識、固定観念、礼儀など
現実を縛りつけるものを一切取り払い、
つまりそれを超越した「現実」のことを指す。
「過剰過ぎる現実」とも言われる。
誰かと対話をする時には、
必ず相手のことを考えて言葉を選び
礼儀をわきまえて話す。
それと同じで「現実」を見る時にも
我々は何らかのフィルターを通して
現実を見ている。
どこまでも客観的に物事を見ることと、
超現実的に物事を見ることは違うのだろうか。
良くコンサルタントは客観点に見て
分析しアドバイスを行うべきと言われる。
そうであれば、超現実的に物事を見て
分析しアドバイスをするのはどうなのか。
超現実は主観なのか客観なのか。
個から出るものはすべて主観なのか。
客観とはなんぞや。
超現実診断士の誕生である。