サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

「業界」という名の妖怪

あるコンサルティング会社の方と
話をする機会があった。
有名な大手企業で主なクライアントは中小企業。
業界別に組織化されているので、
特定の業界に強いあるいはその業界で
経験を積んだコンサルタントが配置されている。
日本標準産業分類の中分類を見ると
業種は99種類に分類されている。
それら全ての業種が経済活動を行い、
直接的にも間接的にも我々の実生活に
影響を与えているわけだ。
大きなコンサルティング会社にいると、
特定の業界に特化はしているとはいえ
横の繋がりで他の業界の情報も入ってくるようだ。
すべての業界に精通することは不可能だが、
ざっくりとした理解をしておきたいと感じた。
プロコンサルタントや金融マン、証券マンは
すべての業種がある程度頭に入ってるのだろうか。
正直この業界のトップ企業はと聞かれて
答えられる自信がない。
診断士試験ではそんな勉強はしない笑。
しかし当然知っているべきである。
業界を俯瞰出来るような書籍もあるし、
全業種を俯瞰することは不可能ではない。
さらにその業界のキラリと光る中小企業も
把握出来ていれば理想だ。
地方で生きる中小企業診断士として、
網羅性を強化することは必須である。
やるべきこと満載である。
業界の妖怪に会いに行こう。