サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

コンビネショーン

コンビネショーン。
名コンビっちゅうもんは存在する。
どうにもこうにもうまくいかない
ケースも存在する。
いわゆる相性がわるいというやつだ。
相性とは不思議なものだ。
コンビネショーンがハマると
次々とアイデアが具現化し
ぐるぐると何かがロールし始める。
コンビネショーンだから成せる業だ。
私は音楽がスケなので
バンド力学的名コンビと言えば
幾らでも頭に浮かんでくる。
ビッググループで言えば
ローリングストーンズのミックジャガー
キースリチャーズだろう。
ストイックでビジネスマンライクな
ところもあるミックジャガー
ジャンキー(昔)でこれぞロケンローラー
と誰もが思うようなキースリチャーズは
電車でバッタリ会いバンドを組み
化学反応を起こし世界をひっくり返した。
その魔力が強過ぎてストーンズ
創始者ブライアンジョーンズはバンドを
脱退することになり27歳で
太陽をつかんでしまうことになった。
例えば絵画など一人でやるもの以外は
誰かとのコンビネショーンでつくられる。
誰かと誰かを引き合わせると何が起きるかは
究極やってみないとわからない。
ある診断テストでは私はクリエーターの
要素が強いらしくクリエーターではない
実務遂行完結型の人間と組むと
物事がうまくいくらしい。
一方、違うクリエーター型の人間と
コンビを組むことで
シナジーが産まれることもあるだろう。
つまりどっちも必要なのだ。
依存することにフォーカスしてはならないが
人は一人では完結しないということだ。
面白きヒューマンビーイングシュである。
ピーマンピーンクである。