サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

ラップで説教

パワハラやらナニハラが騒がれる現代。
上司は部下に怒れなくなり、
ビクビクしてるケースもあるかもしれない。
ラッパーの知人が酒を飲むと、
調子に乗りラップを始めるという話を聞いた。
そうだ!
ラップで説教をすればいいではないか。
「お前のシゴト~ヒトゴトシゴト~
ロークオリティ~見ろリアリティ~」である。
オペラでもいいかもしれない。
難易度はアがりそうである。
やり過ぎは禁物であるが、
ある程度怒りは必要であると思う。
上司が怒らないと
怒られたことがない部下ばかりになり、
そんな人間ばかりが経済活動をすると、
外部にも怒ることが出来なくなり
社会全体がなあなあになり、
国自体がグダグダになるという論法もある。
怒るのが好きな人はいない。
しかし、喜怒哀楽という言葉があるように
人間の自然な感情である。
押し殺すべきものではない。
怒りも使いようだ。