サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

芸術と科学と宗教と経営の融合

以前、知人に薦められて
ビジネスには美意識が求められているという
内容の本を読んだ。
今ダリ本を呼んでいる。
若かりし頃、ダリはフロイト精神分析学に
傾倒していたが、
ダリは戦後、科学に興味を持ち、
それを作品に取り入れるようになった。
日本への原爆投下もダリに強烈な衝撃を与えた。
ダリは量子力学や数学を学び、
芸術と科学と宗教を統合させるといった
壮大なビジョンを持っていたという。
ダリの遺作「ツバメの尾」は数学理論、
カタストロフィー理論を基に書かれた。
「ビジネスに美意識を」
言うなれば「経営に芸術を」ということである。
つまり芸術と科学と宗教と経営を
融合していくことがダリ亡きこの世界で
次に目指していくべきことかもしれない。
人生はあまりに短すぎる。
専門性は日々複雑化していく。
しかしだ。
全領域へアンテナを伸ばし、学び続け
一歩一歩進んでいくしかないのである。
嗚呼、諸行無常
なぜ私は何も知らないのだ。
AIではなく「私」が世界を知りたいのだ。
ゲーテファウストさえ読了していない。
カタストロフィー理論ってなんやねん。
全能トロフィーを持ってこい。
アカデミックサブカルチャーを飲み込め。
ライフイズショートケーキ。