サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

ド・ドラ・ドラミ・ドラミン・ドラミング!​

ミニマル・ミュージックの巨匠スティーヴ・ライヒ
Electric Counterpointというアルバムは
好きで良く聴くアルバムだ。
ミニマル・ミュージックというのは
音を反復させてつくりあげる音楽だ。
最小限の音でも反復することで無限の広がりを
つくることが出来ることを感じさせる。
その手法に則り打楽器だけで構築された
「ドラミング」というアルバムがある。
このアルバムを打楽器奏者の加藤訓子さんが
70分間1人で東京のホールで演奏したらしい。
再現するだけでも大変そうだが、
ライヒ本人も加藤さんの演奏を絶賛しているようで、
いつか私も生演奏を聴いてみたいものである。
ミニマル・ミュージックの手法である「反復」は
創造性を発揮するトリガーになると思う。
「反復」することでその次が見えてくる。
音楽だけでなく色々なことに
応用が利くものだと思う。
とりあえず行き詰ったり、浮かばないのであれば
「反復」してはいかがだろうか。