サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

宿泊視察研修

所属診断士会の視察研修に参加した。
会津若松で宿泊での研修だった。
中小企業診断士珍談道中である。
初日は酒蔵の視察をし
翌日はレタスをつくる植物工場を視察した。
その植物工場は普通のレタスを
つくってはいない。
腎臓の機能に障害を持った方でも
食べられる低カリウムレタスに焦点を当てて
高付加価値食品を生産している。
通常のカリウム含有のレタスと
カリウムレタスの食べ比べをした。
味がまるで違っていた。
カリウムレタスは苦味やエグ味がなく
スッキリした味わいであった。
レタスと言えばサルバドール・ヱビにとって
多幸感の象徴である。
カリウムレタスは苦味やエグ味がないので
甘みを瞬間的に感じることが出来る
瞬間絶頂材であることを知ったのだった。
視察の最後の行程でかの白虎隊も学んだ
会津藩校日新館に立ち寄った。
当時日本一の水準を誇った藩校である。
什の掟」という藩士の子弟が
守らないといけない掟が掲げてあった。
最後に書いてある掟は
「戸外で女と言葉を
交えてはなりませぬ」であった。
ミスターセンクス氏であれば
憤死する掟である。
大河ドラマ「八重の桜」の綾瀬はるか氏の
ポスターが貼ってあるのを見た。
新島八重こと綾瀬はるか氏が
仮にそこに立っていたら
私は掟を瞬間的に破るだろう。
瞬間絶頂レタスを噛みシャキシャキと
音を立てながら彼女に
こう話しかけるだろう。
「ならぬことはないのです。
Do You Know OPAPA?」と。