サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

宇和島のヱビス、仙台のヱビス

四国へ先日行った。
愛媛の宇和島には恵美須町という町が
存在し祖父母は宇和島出身である。
現在、宇和島に縁者はいないが
惠美須は四国に由縁があるようだ。
関東にいるせいか同じ苗字に
遭遇することは皆無であるが
一回だけ漢字も全く同じ惠美須さんに
会ったことがある。
地元のある蕎麦屋さんの大将が
なんと惠美須さんだったのだ。
人生でこんなことは初めてだったので
大将に私も惠美須なんですと
話しかけてみた。
大将は仙台出身の方らしく
仙台には惠美須さんは親戚も
他にもいますよとのことだった。
私は惠美須は西日本にいるのだろうと
勝手に思っていたので仙台にいると聞き
衝撃を受けたのだった。
そしてある時
伊達政宗の長男である伊達秀宗
初代宇和島藩主であることを知った。
宇和島藩と言えば伊達家のお膝元であり
仙台藩宇和島藩は距離は離れているが
深い結びつきがあったようである。
仙台にも宇和島にも惠美須さんが
いることにコレは関係はあるのだろうか?
もっと昔に遡れば
東北以降の大和朝廷政権下に入っていない
人々はえびすと呼ばれていたようだし
一方で七福神のえびすさまが各地で
祀られていることもあり
真の由緒がわからない次第である笑。
私は由緒ある家系ではないのであろうが
自分のご先祖様のことを知れるなら
知ってみたいものである。