サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

超現実を助長するライブ

先日とあるバンドのライブに行った。
通常はエレクトリックサウンドなバンドだが
アコースティック体制でのライブである。
トーキョーの野外音楽堂へ足を運んだ。
60’sガレージパンク出身である
超現実的放屁芸術家の私は
アコースティックサウンドを聞いて
瞬間的に寝てしまうのではないかとの
不安があったが
その逆で終始絶頂しっぱなしだった。
酒を飲みながらスタンディングすることなく
純粋に音楽をマッタリ楽しむことが出来た。
観客は皆そんな感じであった。
オトナな空間でもありPSYCHOであった。
日本で稀有な存在である彼等だからこそ
成せる業であるのかもしれないが
アコースティックも良いもんだ。
やはり音源では伝わりきらない
曲の持つ良さ、彼等の伝えたいこと、
表現したいことが
生音を聴くと理解できる。
その影響がもちろん全てではないが
スティーブ・ライヒマイス・パレード
真髄をここまで昇華してポップに仕上げる
日本人がいることにいつも驚く。
自分がやっていたバンドが出演していた
ライブハウスのおねーちゃんが
この日のライブオススメよと教えてくれて
ふらっとライブハウスに寄り
彼等のライブを観て脳天にイナヅマが
直撃して20年近く経つが
良い意味で彼等は何も変わらない。
思わずライブ後、
楽屋に飛び込んでしまったのは
ミック・コリンズ率いるダートボムズ
彼等くらいであろうか。
あれからかなりの年月が経ち
私は家庭を持ち、双子の父になり
ついでに超現実珍談士となり
毎日、超現実的放屁をするばかりだが
純粋に音楽を追い続けている彼等は
私の憧れである。
彼等の音楽を一生追い続けたいと思う。
アコースティックにもおぱぱされたゾ!
電気が無くても放屁は出来る!
ビバ・ナマ音楽器!!
スッぺアザマース!!!!!