サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

緊張とプレッシャー

機会あって森末慎二サンの講演を聴いた。
タレントとしても有名だが
1984年のロサンゼルスオリンピック
体操競技で金メダルを取った方である。
金メダルを取った当時の話を聞いた。
森末サンは話が非常に上手で
終始笑いを取りながら話をロールしていき
私は35年前のロサンゼルスにワープした。
オリンピック開催となり
いざ本番となり自分の出番となった時
極度の緊張とプレッシャーで視界は
競技で使う器械しか見えなくなり
一切音が何も聞こえなくなったそうだ。
本番中一度普段では絶対失敗しない
技を凡ミスで失敗してしまったそうで
そこから開き直ったことで視野が回復し
会場の騒めきが聞こえてきたと言う。
競技の鉄棒では連続で10点満点を
叩き出し金メダルを勝ち取った。
開き直った後は冷静さを取り戻し
瞬間的に行われる数々の動作を
感覚的に全て把握しながら競技に
のぞむことができたそうだ。
完全にフローに乗ったと言うことだろう。
来年の東京オリンピックに向けて
栄光を手に入れるために多くのアスリートが
命を削りながらトレーニングをしている。
私もフローに乗れるように
ものごとに超集中してイかねば!と
気合いが入った素晴らしい講演だった。
なぜあんなに話が上手なのかと思ったら
森末サンは落語が趣味でご自分でも
やられているとのこと。
なるほど納得である。
森末サンブラボー!!!
おぱぱへい!!!!!!