サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

経営改善計画策定スタディッ@企業再生研Q会

所属診断士会の企業再生研究会で
経営改善計画策定のスタディッをした。
ある先生の実際の支援実績を
紐解いて学ぶもので生々しい話を
聞くことが出来た。
プロコン診断士ではない企業内診断士には
かなり刺激になる内容だった。
経営改善計画は限られた時間で
作成し金融機関等に提出しないといけない。
5回の企業訪問でここまで作るのか!?
と言う感じの経営改善計画書であった。
きちんとしたものを作るには
事実をデータで把握できることが
経営改善がうまくいく重要な要因とのこと。
事業DDでは売上構成を全てヒアリングして
その売上先を一つ一つ今後どうなるかを
ヒアリングしており、収益項目も費用項目も
出来るものは全て積み上げで計算されており
やはりそれでしか見えてくるものも
見えてこないのだと感じた。
もちろん理論に則り経営診断を行っているが
実際どう積み上げていけば
計画書が出来ていくのかを知ることが
出来たのが良かった。
そして本来であれば自分で計画書を
経営者が作らねばならないが
日々忙しい経営者が自らこのような
経営改善計画書をつくるのは
非情に難しいだろうとも感じた。
生々しい情報はやはり地元で
活動されている先生に聞いた方が
色々とわかるようである。
経営支援の最後の砦としても存在している
中小企業診断士だがやはり面白い。
東京でない地方都市の企業内診断士でも
いくらでも研鑽できるのだとも思った。
もっともっと地元で仲間が増えたら
いいなと思うこの頃である。