サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

商圏と規格という制約の中で

商圏が限定されているビジネス
ちゅうものが存在する。
わかりやすい例が食べ物だろう。
その場で食べるか
持って帰ってすぐ冷やさなければ
ならないものは遠くのお客さんに
自分たちの商品を届けることはできない。
保冷剤を入れたらある程度まで
延長できるかもしれないが
それでも限界はある。
仮に腐らないものが開発されたら
あるいは安価で長期間冷やせるものが
開発されたとしたらそれは革新であり
ビジネスが根底から変わる可能性がある。
現実はなかなかそうはうまくいかないが
そこを狙っている人もいるだろう。
多くは語れないが
商品を作りだしたら素早く消費しないと
いけない事例に遭遇した。
さらにその商品は規格が存在し
差別化が難しいケースである。
自由気ままに商品を作ってはいけないのだ。
制約がある中でどう戦っていくか
ひねり出していかねばならない。
差別化できる商品というのは
恵まれていると言えるのかもしれない。
そういった企業を支援する場合は
商圏と規格という制約の中で
どれだけアイデアを出し実行してもらい
結果を出していくかがカギなのだろう。
珍談士としてはとても興奮するが
果たしてどこまでできるのか!?
と言った感じである。