サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

おぱぱされるもどかしさ

全国各地のものづくりメーカー、
作家さん、職人さんを取材するようになって
4年以上が経過しようとしている。
その現状を見るにつれ
必死に戦っている方達を見るにつれ
もっと入り込むことはできないのか
お役に立てることはできないのかと思い
また元々経営に興味があったこともあり
私は2年前に中小企業診断士となった。
もはや私は五郎丸的ルーチンにより
中小企業診断士というよりはむしろ
超現実珍談士になってしまった感もあるが
社長さんや代表の方に以前よりも
突っ込んだ話ができるようになった。
元々企画が、ありのままの思いに迫る
企画であるので必然的にそういう話に
寄っていくのだが
経営理念や思いを聞いた後は
深く掘り下げることはあまりしないものの
経営的な悩みの話をすることが
多くなってきたような気がする。
診断士になったおかげか
さっぱりわからねえ!?と言った感じには
あまりにならずに
それでそれでどうなってるんです?と
聞けるようになってはきたが
もっともっと聴く力をつけていきたいと
思うと同時にそこまで聞いて
なぜもっと入り込めないのだ!?という
自責の念が私を付きまとってくる。
これはもどかしさとしか言いようがない。
時間は有限である。
もどかしい人生などクソくらえである。
時は迫りつつある。
おぱぱぱおぱぱぱおぱぱへい!!!
おぱぱぱおぱぱぱおぱぱへい!!!
ザッツオパチュニ。
愛しき中小企業よ。
私をもっとおぱぱしてくれ!!!