サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

人に会うということ

人生は出会った人で決まる。
尊敬する堀貞一郎先生もそう言っているが
本当にそうだと思う。
人生の大きな転機あるいは変化は
思い返せば「誰か」に出会っているはずだ。
本やテレビなどで人に
出会うことももちろんあるが
現実世界で出会う人で
人は大きく変わるものだ。
私は膨大な人に毎日会うような日常は
送っていないものの
多少は色々な人に会っている方だと思う。
この間はその名を知らない人はいない
大企業の元社長の方と話すことができた。
診断士としてトップクラスで稼いでいる
大先生と数時間2人で話すこともできた。
やはりそこで得られたものは大きいのか
脳内に言葉や表情がこびりついている。
人に会いまくり名前と顔を覚えてもらい
仕事を得るということではなくて
その人の人生観や生き様を聞き
それを自分の人生と照らし合わせるのが
大事なのだと思う。
己はどうなのかと。
そこから何かがはじまるのである。
同じ人間ではあるが自分と何が違うのか。
何をすることが必要なのか。
それを考えるのが肝である。
それが欠落してしまっている人脈というものは
無意味なもので有害にもなり得る。
コネクションそのものを売りにしてはならない。
成長することが前提であり
成長による還元と循環を創造できるか。
そこにフォーカスしないといけない。
人生は面白い。