サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

「史」と「誌」と「死」

「芸術家は科学を知らない、
科学者は芸術を知らない。
科学は細分化され過ぎて
科学者でもその分野しか知らない」と
ダリは言っている。
ダリセンセは芸術家であるが
人生の中盤からは科学を追及することで
さらに己の芸術を深化させていった。
原子核物理学、量子力学、数学などに
明らかに影響を受けている
作品がたくさん存在する。
科学に関する論文や文献を
読み漁っていたらしい。
その知を探究する姿勢学びたいものだ。
ビジネスにアートを!という
トレンドが現在あるようだが直感として
その多くは教養的なものに留まることが
多くなりそうな気はしているが
そうではなくて
いわゆる潜在意識不明系にふさわしい
己の核を変容させてしまうような
知の探究をしていきたいものだ。
それではどうすればいいか。
少し考えてみた。
この膨大などこから手をつけていいか
わからない知の世界を体感するためには
知の探究の近道は「史」を読むことである。
科学史、美術史、数学史、宗教史。
数多くの「史」がある。
史はそのジャンルの重要なものが
概論とともに解説され時系列とともに
流れみたいなものが掴めるだろう。
そしてその先に行くには「誌」を読むことだ。
誌とはいわゆる雑誌・論文のこと。
科学誌、美術誌などを読むことは
最先端を知るのに有用である。
各分野の研究論文を読むのもいいだろう。
例えば数学ではその全ての証明を
一つ一つ理解することが重要なのではない。
重要なのは概念を理解することである。
モノの見方が180度変わるような概念を
知ることが重要なのである。
ダリだってその全てを
理解していたわけではない。
そう考えると何もかもが
楽しいものに思えてもくる。
そして最後に重要なのは
「史」と「誌」を意識して知を自己に
取り入れると同時に「死」を意識することだ。
これも重要だ。
時空を捉えながら己を爆発させるには
未だ解決されぬ自己の「死」を
意識することも必要である。 
メンドクセー話を聞いて
腹が減ってきただろう。
どぅりんどぅりんどぅりん。
おぱぱの登場である。
サルバドール・エビ監修のオパカレーは
人類のマストフードとなるだろう。
オパ!!!