サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

宇都宮仕置

我が国で初めて天下統一を成し遂げた人物。
それは織田信長ではない。
徳川家康でもない。
農民出身の豊臣秀吉である。
秀吉は小田原の北条氏を討伐した後
宇都宮城に行き天下統一の最後の仕上げとして
奥州大名等の処遇を決めた。
これを「宇都宮仕置」という。
私が学生の時はこのことを習わなかった。
今はわからないが中学生レベルなら
おそらく習わないだろう。
自分の地元でそんな重要なイベントが
あったことをちょっと前まで知らなかった。
天下統一最後の仕上げだなんて
なんともたまらないワードである。
もしかしてこの地で天下統一が決まったのか?と
思い調べたがそれは違うようだ。
最後は伊達政宗を連れて「奥州仕置」を行い
それで天下統一が実現された。
つまり宇都宮の地で天下統一が
決まったわけではないのである。
惜しい!
実に惜しい!!
天下統一が確定した場所であれば
それを用いて何かしらの企画や
観光地としてのアクションができただろうに!
コレは泣きながらギョーザを喰い散らかし
ビールを浴びるしかない事案である。
カクテルをシェイク!シェイク!
劇的にノイジーアバンギャルド・ジャズで
秀吉に代わってお仕置きよ!!